【ミニレポ集】【千葉編】ドラレコハイライト(素掘満載林道他)

【ミニレポ集】【千葉編】ドラレコハイライト(素掘満載林道他)

相棒TTが僕の元に来たのが2012年12月22日。丸5年が経ち、早6年目となった。

 

思い返せば色々なことがあった。良いこと、悪いこと、数え切れない程の出来事があったものだ。

 

今回はそんな相棒TTと駆け巡った大地をドライブレコーダーで振り返るハイライト集、千葉県編をお送りしたいと思う。ユニークなシーンを集めたので是非眺めてみて頂きたい。

 

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素掘満載のラリールート

亀山ダムから少し北に坂畑という集落がある。そこから更に北を目指すと怒田という集落があるのだが、この日僕は「怒田の水路隧道滝」なるものを見ようと思いこの場所へ来たのだ。

 

が、どうにもアクセスルートに確信が行かず、事前に調べた行けそうなポイントから行ってみようということにした。それがこの地区だった。

 

いきなり狭い

 

左折してすぐこれだ。もう秘境感満載である。

 

すぐ右手には畑があり、当然だが住民が住んでいる。朝早い時間なら近隣住民にかける迷惑が減るかと思ったが、考えてみれば農業に従事する方の朝はべらぼうに早いのだった。下手すれば対向車と鉢合わせることも有り得る。流石にここでは離合出来ないので車が来ないことを祈りつつ先へ進む。

 

一気に鬱蒼としたムードに突入!

 

もはや林道って感じだ。怒田地区と坂畑地区を結ぶ為、「坂畑怒田林道」と仮称させて頂く。

 

素掘隧道キター!!!

 

大歓喜である。味気の無いコンクリート隧道と違い、完全なる素掘。これはモルタルすら吹き付けられていないのではないか?その証拠に内部ではあちこちに壁面から落ちたと思われる小石が散見される。崩れたら一巻の終わりだが、素掘に勝る隧道は無いと思う。

 

またしても素掘。もう興奮してテンションマックスである。加えてダートだ。これを喜ばずして何を喜ぶと言うのだ。

 

この林道は集落住民の生活道路としても使われている為、道が整備されていて非常に走りやすい。というか走っていて楽しめる道路と言える。およそ林道というのは道が荒れている箇所が多く、段差が苦手なTTにとっては気を使う面も多いのだが、この林道においては対向車くらいしか気を使わなくて済む為精神的にも楽なのだ。

 

路面は一旦アスファルトに戻る。

 

切通しのような場所も多い為、僕のようにマニアな人間には走っていて飽きが来ないと言えよう。

 

素掘登場。出口から漏れる日差しが神々しい。

 

お決まりというか、路肩がそのままという箇所も多い。ガードレールが無い場所の方が圧倒的に多い。というか、車幅の大きいTTだと狭いカーブは時に道幅を目一杯使わなければクリア出来なかったりするのだが、下手にガードレールがあるとそれが出来ない。個人的には無い方が助かるのだ。

 

そして来ました、分岐点。3本ある道のうち、TTでまともに通れるのは左だけ。真ん中はジムニーやオフバイクでなければ通れない極荒れダート、右は草ボーボーで入りたくないし、民家があって行止まり。ここは左行ってみるか。

 

今から入る素掘隧道だ。この先の民家向けにケーブルが走っており、洞内も比較的整備されている。

 

こういう素掘隧道に入るといつも思うのだが、探検家にでもなった気分だ。

 

素掘隧道としてはこれまで坂畑怒田林道で潜ってきた中では最も大きく内部も広い。

 

またすぐ次の素掘に差し掛かる。

 

隧道を抜けると・・・

 

左:注意 この先行き止まり

右:全面通行止

・・・・・・・・・(°Д°)

 

ダメじゃん!!

 

降りて観察してみる。右側をバリケード越しに覗いてみると確かに崩落していた。だが水路隧道滝を目指すにはここからが最短だ。左側の先を徒歩で確認してみたが民家が1~2軒程あり、細い道が続いていた。恐らくそこから国道465号線の柳城に抜けられるが、道の具合が分からない。

 

ちなみに手に持っている調味料ケースに入っているのはである。この近辺はモロヤマビルの勢力圏内の為、這い上がって来られても即時撃退が出来るようボトルで常備しているのだ。

 

脇に寄せて記念に一眼で撮ってみたが、これ以上先へは進めないな。戻るしかないか。

 

先程の3分岐にて。個人的にダート×TTは最も好きな組み合わせだ。

 

ちなみにこの後一旦亀山近辺まで戻り、大福山の方からアタックしようとナビにルートを入力したのだが、

 

案内放棄かよ!!!現在地から道をトレース出来ない、やる気の無いナビであった(笑)

 

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道路の無い場所

場所は千葉県道24号線を南下し、鴨川有料道路に入る手前、林道香木原線へと向かう道だ。この日は香木原線の下見をしようと思い、行けそうならTTでそのまま行ってみようと考えた。事前に調べた場所をナビに入力し、いざ行ってみようと分岐点まで来たのだ。

 

道は3本。正解は一番右なのだが、何を血迷ったか、誤って真ん中の道へ入ってしまう。

 

ん?あれ?なんかここ違うんじゃね・・・?

 

!!?道が無い!そう、この先は民家しかなく、思いっきり道を間違えてしまったのだ(ナビ見て気付けよ・・・)

 

はい、最終的にあそこでストップしました。すぐ後ろは土手になっていて、落ちてしまったら確実に脱出不可能だ。

 

TTは車高が低い故にホイールハウスの隙間がほぼ無く、タイヤと車体がくっつくくらい近いので土手のような段差に落ちれば這い上がれなくなってしまう。加えて僕のTTはFFなので仮にタイヤ同士が路面に接地していてもトラクション不足で登れない。

 

しんちょーに、しんちょーに転回していく・・・。

 

転回成功!ふう、なんとか無事切り抜けたぜ・・・。

 

ていうか、この道狭い。ほんと狭い。右側を見てくれよ、土手まで数センチしか無いんだぜ?TTの車幅は1840mmだから精々幅員1870mmってところか。R8じゃタイヤはみ出すな。

 

民家にお住いの方、どうもお騒がせしました。

 

海岸線にへばりつく旧国道

こちらは勝浦市を走る国道128号線、の旧国道だ。現国道の日蓮交差点から入り、誕生寺を横に進んで行くと出逢える景色。

 

「おせんころがし」の名で知られる旧旧国道128号線(廃道)の後に作られ、3代目となる現国道128号線が完成したことで引退した。現在でも抜け道として利用するドライバーは少なくなく、またすぐ横に外房の海が見られることから隠れたデートスポットにもなっているようだ。

 

道幅はギリギリ2台すれ違える幅となっており、脇に停めて撮影。「落石注意」の標識がこれでもかというくらい設置されており、如何に危険な「酷道」だったかが分かるだろう。

 

道路を塞ぐしな垂れかかった枝

うげ、なんじゃこりゃ・・・。

 

場所は国道465号線から一本外れた脇道。植畑近辺だったと思う。

 

T秘境の入口を探し周りているうちに脇道に入り、ようやく正しいポイントが分かった為現道復帰しようとしていたところだった。ところが・・・御覧の有様である。道を枝が塞いで通せんぼしてるではないか!

 

強行突破したら確実に相棒のボディが傷付く。T秘境で藪を払おうとしていた折り畳みナイフを手に持ち、枝へと向かう。

 

まずは枝を観察。どこが一番切りやすいか。この頃持っていたナイフはきちんとしたサバイバルナイフではなく、たまたまアキバに行った時見つけた2000円の安物ナイフであった。加えて研ぎもまだ出来なかった為、下手に振り回せば刃が欠けてしまうのではと思った。

 

とりあえずこの辺かなぁ~というポイントを目指して、

 

せいっ!!!

 

そして目的を達成し、満足げな表情である(笑)

 

悲運の連続、主要県道81号線

通行止めかよ!!!!!

 

千葉県道81号線市原天津小湊線。「清澄養老ライン」の通り名で知られる主要地方道だが、悲運には枚挙にいとまがない。

 

数日前千葉のドライブ雑誌を眺めていたときのことだ。それまで僕は「千葉県」にある観光施設は精々「ネズミの王国」くらいだと思っていて、試しにどこか行ってみようと考えた。それで「四方木不動滝」という景色に惹かれ目的地に選んだのである。ナビにルートを設定すると千葉市から最短で県道81号線を通る、のだったが指定されたルートを見ると何かおかしい・・・。

 

×印が付いてる?

 

そう、それこそこの七里川温泉先の黄和田畑地区にあった通行止めだったのだ。

 

2014年5月に法面崩落が発生し、復旧工事が行われている最中だったのである。81号線の中でも抜きん出て黄和田畑地区は災害が発生しやすく、これ以外に2018年までに少なくとも2度災害で通行止めが起きているのを目撃している。なんて不運な県道なんだ・・・。

 

とにもかくにも通れないんじゃ仕方ないか・・・。適当に通れそうな道を選び、ポイントポイントを繋ぎ、手動でリルートし、なんとか日の出までに四方木不動滝に辿り着くことは出来た。

 

試しに鴨川側から北上し81号線の通行止め箇所まで来てみた。札郷トンネル前である。この先には追原廃集落が眠っており、行ってみたいと思っていたがこの有様だ。大っぴらに入り込むことは出来ない。

 

とかなんとか言いつつ、崩落地点まで来ちゃった☆

 

既に復旧の大部分は完了しており、あともう少しと言ったところだった。

 

脇には土砂が積まれており、なかなかの規模だったと見て取れる。

 

ちなみに通行止めの間、どうしても追原廃集落が見たくてバリケードを越えて歩いていると後ろから自動車の音が・・・。「!!!!」と思い振り返ると1台の軽トラが!「終わった・・・」と思いつつどう言い訳しようか考えていると作業着を着たおじさんが窓を開けて話しかけてきた。その第一声が「鍵壊さないでね」だった(笑)

 

拍子抜けである。てっきりしこたま怒られると思っていたのに、いきなり「鍵壊さないでね」だ。どうやら札郷トンネル前にあったバリケードの鍵は壊されると修復が面倒のようで、そこだけ言われた。

 

復旧したのが2015年3月27日で、その4日後の31日、始めて千葉県道81号線を全線制覇した。写真に写っている場所が法面崩落し復旧された場所だ。随分綺麗になったもんだなぁ。

 

そして黄和田畑トンネルから札郷トンネルまでの2キロ区間は・・・狭い(笑)

 

いつまでも完成しない巨大未成ループ橋

上記の81号線のネタと同じく、四方木不動滝を目指し鴨川側から81号線を北上していた時のこと。何やら赤丸で囲った場所に怪しい建造物がある・・・。

 

まさか!

 

そう、天津ループ橋である。

 

前述の黄和田畑区間のように、黄和田畑~鴨川までの区間はさながらラリーのような道で、離合不可なポイントや落石、法面崩落、土砂崩れと言ったアクシデントのオンパレードであった。それを解消する為81号線のバイパスとしてこのループ橋が建設されたのだ。

 

しかし1991年から着工し、2010年までに完成予定だったはずが延びに延び、2020年完成予定に変更された。その為未成橋ながら廃橋のような扱いを受け、一部のマニアには「廃橋スポット」して認識されていたりもするという。そりゃ確かに10年も工期が延びてしまえばそう認識されてしまうのも納得してしまうな・・・。

 

たまたま以前「なかなか完成しない未成橋、天津ループ橋が千葉県にはある」という記事を見かけてはいたが、それがここにあるとは知らず、眼前に現れたことで驚いたのだ。

 

完成するにしろ、現道部分は残して欲しいと思う。「酷」な道が好きな僕にとっては直上のヘアピンカーブがたまらない。ただでさえ千葉県には堪能出来るだけのヘアピンカーブが少ないというのに・・・。

 

彼方に太平洋が見える。完成すれば絶景ロードとして人気を博すかもしれないな。

 

振り返って撮影。伊豆の廃ループ橋とは比べ物にならない程大きく美しい。これ未成のまま廃橋になったらマジで近隣住民キレるんじゃないか?「ここまで大規模にやっておいて!」ってさ。

 

そして唐突に終わりを告げる。果たして2020年までに完成するのだろうか?

 

 

 

 

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