鹿の角を使った民族風ネックレスの作り方(3.ユニット編)

鹿の角を使った民族風ネックレスの作り方(3.ユニット編)
 

鹿の角(クラウン)加工手順はこちらから


ペンダントトップ作成手順はこちらから

 

 

作り方その3です。

 

今回はペンダントトップと革紐を

繋ぐユニットパーツを

作っていきます。

 

構造は単純ですが、

十字に穴を開けなければならない為

なかなか苦戦しました。

 

クラウン、ペンダントトップ同様

2度の煮沸消毒、完全乾燥を

済ませておきます。

 

キッチンブリーチでの漂白は

濃い色に塗る為必要ありません。

 

まずは長方形の立方体を

切り出します。

 

サイズは縦3センチ、横4.5センチ、

奥行き3センチです。

クラウンより一回り

小さいくらいです。

写真のように菱形なるように

ガイドラインを引きます。

 

菱形に削る前に

縦2センチ、横3センチに穴を開け

正面からも石を埋め込む為

0.8センチの穴を開けておきます。

 

菱形にしてから

穴を開けようとすると

かなり難しいからです。

 

60番の紙ヤスリで

大まかに削り出し、

180番→320番→400番の

耐水ヤスリで滑らかにします。

 

ボールペンで引いた

ガイドラインが見えなくなるまで

削り出して下さい。

大体削り終えたら

耐水ヤスリで角を丸めながら

更に削っていきます。

 

これくらいまで削ったら

400番の耐水ヤスリを使う方が

微調整が効くので

それを使います。

 

形が出来上がりました。

あとは800番→1000番→2000番と

番手を上げていき、

4000番→10000番で仕上げます。

※写真はナチュラルです。

 

次にオイルフィニッシュを塗り

濡れた状態で耐水ヤスリ400番で

軽く全体を研磨し乾いてから再度

オイルフィニッシュを塗ります。

 

今回色は

ミディアムウォルナットを

使いました。

焦げ茶色っぽいパーツにします。

オイルフィニッシュが乾いたら

ニスを塗りましょう。

最初のニス塗りはエボニーです。

割合はニス8、薄め液2で

混ぜ合わせて下さい。

 

ニスを塗る時は

最初からたっぷり塗るのでは無く

薄めに塗り塗り重ねていく

ようにしましょう。

 

いきなり厚く塗ると

垂れたり、ムラが出来て

しまいます。

 

厚く塗り過ぎて垂れてきた時は

ティッシュ等で

垂れた部分を軽く触るようにして

ニスを吸収させて下さい。

 

乾いてから耐水ヤスリ400番で

表面を軽く研磨します。

 

再度エボニーのニスを塗り

乾かします。

 

それが乾いたら

半つやとつや消しを混ぜたニスを

塗っていきます。

ペンダントトップの時使った

ニスですね。

割合はつや消し6、半つや2、

薄め液2です。

 

エボニーの時と同じように

二度塗って下さい。

 

耐水ヤスリで研磨は

しなくても良いですが、

表面がザラつく時は

軽く研磨してから

ニスを塗り重ねて下さい。

 

目安としては

研磨1回を行ったら

その後2回ニスを塗って

仕上げるイメージです。

 

最後に丸い窪みにカーネリアンを埋め込み

接着剤で固めます。

これにてユニットは

完成です。

 

次が最後です。

クラウン、ペンダントトップ、

ユニットを組み上げていきます。

 

パーツを組立ネックレスに仕上げる手順はこちらから

 

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