愛車を構図に入れて写真を撮りたい、でもどんな場所があるか分からない!
という方の為に、僕が今まで訪れて相棒TTと共に写真を撮った撮影スポット一覧をマイマップにまとめました。地図上のマーカーは場所を正確に示していますので、方向さえ間違わなければ同じように撮ることが出来ます。是非写真を撮るときの参考にして下さい。
加えて、撮影スポット一覧の中から不知火が個人的に厳選した超オススメスポット29箇所の紹介もしています。
スポットの中には別記事にて詳細レポートを書いているのもありますので、リンクをクリックすると、そのままレポートにジャンプ頂けます。
また、この記事の最後に上手く愛車撮影する為の4つのコツを紹介した記事のリンクを掲載していますので、愛車をカッコよく撮りたいけど、なかなか上手く撮れないとお悩みの方は是非お読み下さい。
各場所に差はありますが、愛車撮影スポットの中には到達難易度が死ぬ程高い場所も存在します。決して無理をせず、これ以上進めないと思ったら即座に引き返す、または車から降りて状況を確認して下さい。当ブログでは撮影スポットにおいてトラブルに遭った場合、一切の責任は取りませんのでご了承下さい。
厳選スポット紹介
1.【山梨県】精進湖
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★★☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:南東
地図リンク
住所:山梨県富士河口湖町精進
座標:35.490407, 138.604481
文句無しの絶景です。
ここ精進湖は富士五湖の一つで最も小さい湖ですが、「最も美しい富士山が見られる」ということでも有名です。
富士山の手前に見える小さい山は「大室山」といい、セットで「子抱き富士」と呼ばれています。
カメラの向き:南東
湖畔ギリギリまで車両の乗り入れが可能で、静かな湖のほとりでのんびり愛車を撮影することが出来ます。
富士山+ダート+湖+新緑+車とこれ以上に無い程、好条件に恵まれた場所の僕的に最高の愛車撮影スポットです。
2.【福島県】磐梯吾妻スカイライン
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★☆☆☆
危険度:★★★★★
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:北北東
地図リンク
住所:福島県福島市桜本
座標:37.725886, 140.259753
立ち込める臭気、荒々しく伸び広がる山々、折り重なる九十九折れ・・・。
荒涼とした絶景大パノラマを秘めた道、磐梯吾妻スカイライン。
カメラの向き:北西
訪れる者を唸らせ、圧倒する半端無い大自然がこの道路には散りばめられていると言っても過言ではありません。
カメラの向き:南西
正式な路線名は福島県道70号福島吾妻裏磐梯線。福島県福島市の高湯温泉から土湯峠まで伸びる延長28.7kmの観光県道です。
元は有料道路で通行料が徴収されていましたが、2013年に料金徴収期間の満了に伴い、恒久無料化となりました。
カメラの向き:北
磐梯吾妻スカイラインのちょうど中間辺りには浄土平という、湿原があります。
一切経山と吾妻小富士が浄土平を囲うような形になっていて、磐梯吾妻スカイラインで最大のハイライトと言っても差し支えないでしょう。
カメラの向き:北西
日本離れした雄大なる景色は、晴れの日だけでなく、雨の日や曇りの日でも関係無く素晴らしい写真が撮れると保証します。
3.【滋賀県】土倉鉱山跡
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★★★☆
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:東
地図リンク
住所:滋賀県長浜市木之本町金居原
座標:35.591022, 136.300635
霞み澱む空、不気味さを作り出す森、苔と損壊で風化した混凝土・・・。
さながら神殿か古城の様相をした絶景廃墟、それがこの土倉鉱山跡です。
滋賀県長浜市木之本町と岐阜県揖斐川町の県境に位置していて、国道303号線の旧道から林道に入るとすぐに辿り着きます。
カメラの向き:北東
坑口前までは何の苦労も無く、相棒TTで行けましたので、基本どんな車種でも行けます。ただ、その先の林道は奥土倉へと通じていて、軽く徒歩で見てみましたが、TTだと厳しそうでした、路面よりも主に両脇の枝が。
カメラの向き:南東
廃鉱山にしては珍しく、外部を見に行くことに関しては禁止看板が無いので、遠慮無く撮影を楽しめます。しかし、夏場はクマとマムシが出没する危険性があるので、特にクマ対策として探索を冬眠時期にするか複数人で行くか、唐辛子スプレーを持参する等、きちんと準備してから行きましょう。
カメラの向き:東
ちなみに2021年に訪れた際は第二通洞坑口前まで舗装されてしまい、観光地色が強くなってしまいましたが、この場所が放つ存在感は相変わらずですので是非。
4.【群馬県】【長野県】毛無峠
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★☆
危険度:★★★★☆
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:南
地図リンク
住所:長野県高山村高井
座標:36.610765, 138.448401
「群馬県」と書かれた県境標識の隣に「この先危険につき関係者以外立入禁止」という看板が置かれ、「グンマー=秘境」というイメージが定着し、一躍有名になったスポットです。
長野県高山村側の長野県道112号線分岐から林道を走り、辿り着くこの毛無峠。
カメラの向き:南東
荒涼とした一帯と晴れた日には浅間山まで見渡せる風景はまさに絶景と呼ぶに相応しく、秘境でありながら観光地のような不思議なところです。
カメラの向き:南西
霧がかかっていることが多く、また年中強風が吹き荒れる為、訪れる際は夏場でも軽く羽織れる物が必要です。
カメラの向き:東
日本離れした、荒野のような絶景で愛車を撮影したいという方には是非ともオススメしたい写真撮影スポットです。
カメラの向き:北西
例年11月下旬から翌年5月下旬迄は冬季閉鎖され、また、災害も時折発生し、通行止になることがあるので、訪れる際は現地の状況を確認されることを推奨します。
毛無峠とその先小串廃鉱山跡のレポートもありますので、興味のある方は以下リンクからどうぞ。
5.【岐阜県】酷道418号線八百津ダート
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★★★★+Ex
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:南南西
地図リンク
住所:岐阜県八百津町潮見563
座標:35.459619, 137.239468
「キングオブ酷道」と呼ばれる酷道418号線、その由来たらしめた区間のひとつがこの八百津ダート区間です。
カメラの向き:北東
日本三大酷道にも名が挙がる酷道418号線。
八百津ダート区間は丸山ダムから東に進むと町道篠原八百津線との分岐が現れ、そこを6.8km程走ると町道十日神楽線が左手に見える場所で唐突にゲートによって終わりを迎えます。
カメラの向き:東南東
距離こそ短いですが、酷道要素は他に類を見ない程凄まじく、ほぼ全線ダート、ガードレール無し、狭隘、落石、太枝、落ち葉、ぬかるみと、およそ生半可なドライビングテクニックでは詰むこと必死です。
カメラの向き:北北東
酷道マニアであれば、自分の車で行くべき「聖地」ですが、初心者や市街地幹線道路しか走ったことの無いドライバーは絶対に行かないで下さい。崖下はダム湖なので「落ちたら死ぬ」こと確実ですし、下手すればパンクやスタックもあり得ます。ですが、非常に価値ある酷道なので、実力のあるチャレンジャーは是非四輪車で挑んでみて下さい。特に低車高車のスポーツクーペで踏破出来れば唯一無二の達成感がありますよ。
カメラの向き:東
どう控えめに見ても林道、あるいは廃道にしか見えませんが、これでもれっきとした国道(酷道)なんです。
一般的な絶景とはまた異なりますが、個人的に「深い」景色なので、★5+Exで付けました。この酷道に行って愛車を撮影するというのは、ある種のステータスであり、称号だと思います。
また、ブログに不知火のTT走破レポートがありますので、酷道、ダート好きな方は是非読んでみて下さい。
6.【滋賀県】男鬼廃集落
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★★★★+Ex
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:南東
地図リンク
住所:滋賀県彦根市男鬼町
座標:35.270255, 136.336125
深い森の中に敷かれた険しい狭隘路を抜けると、そこには息を呑むほど美しい廃集落が眠っていた・・・。
何ともドラマチックで、人々を魅了する彼の地の名は、男鬼廃集落。
カメラの向き:東
定期的に元住民達が手入れをしている為、一帯の状態は非常に良く、廃集落としてはかなり綺麗です。
往時のアイテムも多く残されていることから、大変ノスタルジックで訪れる価値は非常に高いです。
カメラの向き:北東
しかしながら、男鬼に至るまでの道のりはなかなかにディープかつハードです。
アプローチとしては滋賀県道17号線から林道を経由して男鬼へ向かいますが、難易度が高めで、酷道マニアが愉悦を感じるルートに仕上がっています。
カメラの向き:東北東
多賀町側から滋賀県道17号線で男鬼に向かった場合、霊仙廃集落群と呼ばれる廃集落が3箇所点在しているので、廃集落好きは訪れなければならない聖地と言えます。
カメラの向き:東
到達難易度が決して低くないので、ある程度腕があるドライバーで無ければ危険ですが、その分辿り着いたときの感動もひとしおです。
7.【群馬県】【長野県】志賀草津高原道路
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:北西
地図リンク
住所:群馬県嬬恋村干俣
座標:36.64284, 138.52281
日本における国道の最高地点を通る国道292号線、通称志賀草津高原道路。
最高地点が故の比類無き絶景を一度見てしまったが最後、虜と化し、足繁く通うことになるでしょう。
カメラの向き:南南東
群馬県草津町から長野県山ノ内町へ至る約50kmのルートで、国道最高地点の渋峠は標高2172mです。
カメラの向き:西北西
紅葉シーズンにはナナカマドやダケカンバが赤黄の彩りを魅せ、パッチワークの紅葉と呼ばれる独特の美しい景観が広がります。
カメラの向き:南西
間違い無く関東甲信越の道路で究極クラスの絶景を誇る、と不知火が太鼓判を押します。訪れて後悔することはありません。
カメラの向き:北西
もしまだ走行したことの無いドライブ好きな方は必ず訪れて下さい。
8.【和歌山県】【奈良県】酷道425号線牛廻越
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★★★★+Ex
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:南東
地図リンク
住所:和歌山県田辺市龍神村小又川
座標:33.961888, 135.594555
へばりつくような狭隘路、一軒も無い店舗、数え切れない程の九十九折れ・・・。
日本三大酷道の一つにカウントされる酷道425号線、その中でも最凶区間として名高いのがこの牛廻越です。
カメラの向き:東北東
酷道425号線、別名シニゴーはほぼ全線が酷いと言われており、更には大半が元林道という道の規格。例に漏れず、牛廻越もそうです。
至る所に「転落 死亡事故多し」などをはじめとした注意喚起看板が設置されています。
走れば分かりますが、大体1車線な上、殆どガードレールが無いので車両感覚を誤ると谷底へログアウトします。
カメラの向き:北東
定期的に「シニゴーおにぎり」が設置されているなど「ファンサービス」は充実している為、酷道マニアにとってはご馳走を美味しく頂けることでしょう。
距離が長く、一度入ったら離脱が難しい為、ガソリンは勿論、飲食物や体力にも気を配らないと詰みます。
カメラの向き:西
災害によって頻繁に通行止となっている酷道で、開通したらすぐに突撃しなければ、またいつ通行止になるか分かりません。
その為、開通したら出来るだけ手早く挑むのがベストと言えるでしょう。
カメラの向き:南東
更には酷道なだけあって、大自然のレベルも半端無いです。
随所に、力強く美しい紀伊半島の大自然を望める箇所がありますので、箸休めしながらゆっくり突破するのも良いかもしれませんね。
9.【滋賀県】比婆神社
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★★★★+Ex
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:西南西
地図リンク
住所:滋賀県彦根市男鬼町
座標:35.269480,136.326636
素朴で味のある鳥居、対に入口見据える狛犬、色濃く密な木々・・・。
険しさも眺めも究極と言って過言では無い程の濃さを誇る秘境神社、それがここ比婆神社です。
カメラの向き:南西
伊邪那美を祭神とし、彦根市の奥地にあるこの地は参道入口の麓鳥居からして別格の麗しさを誇ります。
魂を抜かれるほどの神々しさです。
カメラの向き:北西
男鬼廃集落から僅かな距離に位置する比婆神社には車が通れる参道が切り開かれていますが、その過酷さは並の荒れた道が平伏するレベルです。
幅員狭隘、路面剥離、路肩欠損に加え、超急勾配という試練のオンパレード。平均傾斜13%、最大傾斜21%の数字は脅威の一言に尽きます。
谷底の見えない崖はまさに「落ちたら死ぬ」です。
カメラの向き:北
しかし樹木が織り成す風景は一級品と呼ぶに相応しく、天を塞ぐ程密に林立する木々の道は美道でもあります。
車を停めてゆっくりと眺めていたいところですが、比婆神社参道には麓以外離合と転回スペースが存在しない為、対向車が来たらアウトです。麓まで涙のスーパーロングバックが確定します。
カメラの向き:西北西
比婆神社参道には5つのヘアピンカーブ、ヒバピンがあります。
木の新緑と土の薄茶のコントラストが大変秀逸ですが、左上からの道がUを経て急激に右下に落ち込んでいることからもこの参道が如何に超急傾斜かということがよく分かります。
故に無理矢理一回でヒバピンをクリアしようとすると、車高の低い車は顎や腹を擦ることになるので無理せず切り返すのが無難でしょう。
カメラの向き:南西
駐車場のある頂鳥居に着いたときの安堵感といったらありません。
麓鳥居と比べるとややインパクトに欠ける頂鳥居の風景ですが、先にある件の比婆神社は壮観です。秘境神社の粋を結集させたかのような比婆神社。腕に自信があるドライバーは是非とも車でチャレンジしてみて下さい。
10.【石川県】七尾此ノ木隧道
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:北東
地図リンク
住所:石川県七尾市大田町
座標:37.075188, 137.019484
自然剥き出しの素掘り、拵えられた木造合掌枠、場違いな異彩を放つ高さ制限標識・・・。
石川県七尾市に眠る幻の生きた化石の名は七尾此ノ木隧道。
カメラの向き:北東
神殿のようにも見える立派な木造合掌枠を持つこの場所は、隧道マニアなら誰もが感動する、唯一無二の美を誇ります。
地図にすら描かれないような農道を進んだ先にあり、やや傾斜のあるダートを100m程度登ると顔を見せます。
一見転回出来なさそうに思えますが、隧道を抜けた先がT字路になっていて、そこで向きを変えられるのでご安心を。
カメラの向き:南西
それと、狭い農道は農家の方の田畑を横切ります。訪れた際も、お仕事をされていました。
現地に来訪を拒むような看板は無く、農家の方から言われたりもありませんでしたが、言うまでもなく、ここで騒ぎを起こすことはご法度です。即座に警察を呼ばれ、二度と外部の人間が訪れることも出来なくなるでしょう。
なので、隧道見学の際はくれぐれも粛々と、静かに訪れ観賞し、立ち去りましょう。
11.【福井県】福井険道248号線
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★★☆☆
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:南西
地図リンク
住所:福井県越前市入谷町
座標:35.88436, 136.29424
天目指し空塞ぐ幾多の木々、昼なお薄暗い広がる空間、見目麗しき新緑・・・。
平原のような場所に木々が生え伸びるこの道は福井険道248号線です。
カメラの向き:北
その風景はさながら「北陸の戸隠神社参道」。
静謐さと荘厳さを兼ね備えたこの道はその名に相応しいと感じました。
美道、とも称せるでしょう。
カメラの向き:南
しかしながら、「険道」という単語を用いていることからも分かる通り、その大部分が離合不可能な1車線道路です。
更には険道西側から走行した場合、登り坂の1回で曲がり切ることが困難な九十九折れが連続する為、経験の浅いドライバーは踏み込まない方が無難です。
12.【岐阜県】カクレハ河川道路(仮)
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★☆☆
危険度:★★★☆☆
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:北
地図リンク
住所:岐阜県高山市朝日町青屋
座標:36.10905, 137.41373
圧倒的な水量と荒々しい大小の岩を持つ道。
それがここ、岐阜県高山市にあるカクレハ河川道路です。
カメラの向き:北北東
二又川という川を突っ切る道で、水量が非常に多く、洗い越しというより河川道路と呼ぶ方がしっくり来るでしょう。確実に映えます。
ただ、キャンプ場に通じている道なので、撮影したい方は迷惑にならないよう素早く行い、立ち去るのが無難です。
2日間晴れの日で写真の水量である為、雨で増水しているときの通行はもっての外ですので絶対に止めましょう。
13.【茨城県】かすみがうら市歴史博物館
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:西南西
地図リンク
住所:茨城県かすみがうら市坂1029
座標:36.074282,140.373818
端正な天守閣と堅牢な楼門が居を構える、かすみがうら市歴史博物館。
うっとりする程美しい城郭が、ここ茨城県にあります。細かく作り込まれた建物に暫し見惚れてしまいました。
カメラの向き:南西
博物館、という名称から分かる通り、公共施設となっていますが、訪れた時間は平日で営業時間前ということもあってか、人通りも交通量も全くありませんでした。
ゆっくり撮るなら人気の無い平日の朝方がベストです。
14.【長野県】ビーナスライン
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:北北東
地図リンク
住所:長野県茅野市北山
座標:36.09856, 138.21979
まるで風景に女神が宿ったよう・・・。
思わずそう形容したくなる道、それがここビーナスラインです。
カメラの向き:南東
長野県茅野市から上田市までを結ぶ約76kmにも渡る、長大な観光道路の愛称で、その晴れた日の景色は、一度見た者の心を震わせ掴んで離さない、信州を代表する絶景ロードと言えることでしょう。
カメラの向き:東
美しさの集大成とも言えるビーナスラインは、展望スポットが非常に充実している為、お気に入りの撮影場所を探しに行ってみるのも一興です。
15.【神奈川県】元箱根港
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★☆☆
危険度:★★★★☆
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:北西
地図リンク
住所:神奈川県箱根町元箱根
座標:35.19934, 139.02938
冠雪した富士山、赤い鳥居、静かな湖面そして愛車。これを絶景と言わず何と呼ぶのでしょうか。
関東随一の観光地として知られる箱根。元箱根港の海賊船乗り場にその場所はありました。
分かりづらいのですが、国道1号線を走っていると元箱根港の広い駐車場の入口とは違う、急坂を下っていくと小さな駐車スペースがあり、そこから車を撮影することが出来ます。
個人的に、数ある箱根の車撮影スポットの中で、この場所が最も素晴らしいのでは無いかと思う程です。
箱根に立ち寄る際は一度訪れてみて下さい。
16.【東京都】COREDO室町
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度;★★★★★+Ex
カメラの向き:南東
地図リンク
住所:東京都中央区日本橋室町2-4-14
座標:35.687044,139.774358
落ち付いた色合いで都会に溶け込む外観、暖簾や行燈や提灯で和を感じさせる演出、目を惹く艶やかな紅緋の鳥居・・・。
東京都を代表する都会的な超高層ビルでありながら、洗練された「和」が散りばめられたスポット、それがCOREDO室町。不知火が都内で最も好きな撮影スポットです。
カメラの向き:南南西
「COREDO」という名称は「CORE」と「EDO」を組み合わせた造語で「江戸の中心」といった意味が込められています。
日本橋は江戸時代、世界も注目するほど目まぐるしい発展を見せていました。そんなかつての日本橋を再現したい、という想いから発足した都市計画によって造られた区画なのです。
カメラの向き:北北東
大きく立派な鳥居は福徳神社の鳥居。
芽吹稲荷という別名を持ち、平安時代の860年前後には神社が存在していたという長い歴史を持っています。当時は武蔵野国豊島郡福徳村のお稲荷様として大切にされてきました。
祭神として祀られている倉稲魂命は穀物や食物といった女神ですが、現在では農業や商工業の女神としても崇められています。
また、あの徳川家康や徳川秀忠が幾度も参拝したという由緒ある神社でもあります。
カメラの向き:北西
よく見ると提灯や行燈はとてもモダンなデザインとなっています。建物のみならず、小物にも拘りが感じられるのです。
古き良き和、とは異なった近代的な和を持ちながらも、しっとりと周囲のオフィスビル群とも馴染んでいるCOREDO室町は、まさに和洋折衷と言えるでしょう。
カメラの向き:南南西
夜になると明かりが灯り、とても華やかになります。
ライトアップは22時までですが、11時から20時までは歩行者天国となり、車両は通行止となる為、ライトアップしたときに車を入れて撮影するなら20時から22時までです。
撮影時間帯は21時台。日本橋の表通りは車や人で賑わっていますが、裏通りは意外と少なく、疎らで比較的撮影しやすいです。
カメラの向き:北西
ライトアップが消えた深夜1時。
仄暖かな光が消える代わりに、人も車も皆無となる為、三脚を立てて撮影することも可能です。ライティング次第では面白い写真が撮れるかもしれませんが、静かに撮影することを忘れないようにしましょう。
カメラの向き:北西
都内は人も車も多く、イマイチ車を撮影する気が起きないという方も多いと思いますが、COREDO室町は大変推せますので、時間があったら是非立ち寄ってみて欲しいです。
17.【東京都】東京駅丸の内駅舎
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★★☆☆☆
絶景度;★★★★★+Ex
カメラの向き:東南東
地図リンク
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
座標:35.68107, 139.76517
赤レンガの外観が印象的なスポット、東京駅丸の内駅舎。
東京都の玄関口と言っても過言では無い巨大ターミナル駅で、新幹線においては東京駅からなんと33箇所もの都道府県に乗り換え無しで行けてしまいます。プラットフォームの数も日本一で、まさに無くてはならない重要旅客駅です。
西側に造られた丸の内駅舎はレトロな懐かしさを感じさせる赤レンガ造りの建物で、とても人気の高い撮影スポットです。
不知火自身もこの丸の内駅舎と相棒TTを一緒に撮影したいと長年思っていましたが、ようやく実現しました。
昼間はバスやタクシーが多く、一見一般車進入禁止に思えますが、特に進入禁止の標識や文言はありません。念の為駅舎交番のお巡りさんに聞いてみたところ、勿論一般車進入可で、深夜の邪魔にならない時間かつ、声掛けされてすぐ立ち退けるのであれば撮影は問題無いとの回答を頂いております。
18.【神奈川県】みなとみらい遠景
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★☆☆☆
危険度:★★☆☆☆
絶景度;★★★★★+Ex
カメラの向き:南
地図リンク
住所:神奈川県横浜市神奈川区山内町15ー2
座標:35.468814,139.638259
立ち並ぶ大都市の摩天楼、顔を覗かせる東京湾、ひっそりとした一角の駐車場・・・。
東京都に連なる大都会、横浜。
ここはみなとみらい遠景が撮影可能な穴場スポットです。
カメラの向き:南
場所の名前は住協パークコットンハーバー第1。タワー型の月極駐車場兼コインパーキングとなっていて、屋上からはご覧のような写真が撮れます。
30分300円、24時間上限は祝日を除く月~金は2000円、土日祝は2300円なのでまだ安い方です。
穴場なので、行列が出来るような場所ではありませんが、内部は狭く、月極利用の他車と時々離合することがあるので、車幅感覚に乏しいドライバーは擦るので止めた方が無難です。
19.【新潟県】奥只見シルバーライン
推奨度:★★★★★
秘境度:★★★★★
危険度:★★★☆☆
絶景度;★★★★★
カメラの向き:南西
地図リンク
住所:新潟県魚沼市湯之谷芋川
座標:37.14122, 139.20303
どこまでもどこまでも続く隧道・・・。それがこの奥只見シルバーラインです。
正しくは新潟県道50号線。元々奥只見ダムを建設する為、工事車両のみが通行することを前提にして造られた道路です。
その為、隧道内の状況は一般的な隧道と大きく異なり、急カーブに始まり、ウェット路面、素掘、湧水、加えて濃霧と言った珍事まで発生する有様です。実際隧道内には「濃霧注意」という看板が設置されており、僕自身濃霧とまでいかないですが霧を体験しています。
まるで探検家にでもなったような、そんな気分にしてくれる素敵写真撮影スポットです。
この特徴的な隧道の走破レポートを書いていますので、記事の方もチェックしてみて下さい。
20.【静岡県】西伊豆スカイライン
推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★★
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:南南西
地図リンク
住所:静岡県伊豆市大平
座標:34.9608, 138.83777
眺めは抜群に良いのに、何故か交通量が終日通して皆無に等しい絶景ロード、それがこの西伊豆スカイラインです。
静岡県伊豆市にあり、正式名称は静岡県道127号線です。
カメラの向き:北西
途中数か所眺望が開け、富士山や沼津市街、駿河湾まで見渡せます。
道路自体も全線片側1車線でワインディングの快走路なので、運転が好きな方にとっても楽しめる良いところです。
のんびりと楽しめるので、伊豆半島のスポットの中でも個人的に指折りオススメしたい場所です。
21.【新潟県】東赤谷連続洞門
推奨度:★★★★★
秘境度:★★★☆☆
危険度:★★☆☆☆
絶景度:★★★★★
カメラの向き:東南東
地図リンク
住所:新潟県新発田市滝谷
座標:37.81536, 139.47045
新潟県道335号線、最奥の加治川ダムへと向かう道中には東赤谷連続洞門という4本の洞門が設置されています。
カメラの向き:南西
廃墟にも似た「美」を持つ不思議なシェッドですが、れっきとした現役県道です。
終点がダムと登山道入口なので、大した交通量も無いだろうと考えていたのですが、予想以上に車が来た為、思うような撮影が出来ませんでした。撮影や内部観賞を楽しむなら、早朝が良いでしょう。
大変素晴らしいスポットを持った県道ですので、詳しく知りたい方はレポートをお読みになってみて下さい。
22.【岐阜県】藤橋城
推奨度:★★★★★
秘境度:★★★★★
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★★
カメラの向き:南南西
地図リンク
住所:岐阜県揖斐川町鶴見
座標:35.63856, 136.48751
滋賀県にある彦根城を真似て作られたという、天守風の建物、名を藤橋城と言います。
小さいながらも威風堂々たる存在感があり、城×愛車を撮影したい人には持ってこいのスポットです。
カメラの向き:北東
実はここ、プラネタリウムとして運営されている施設です。しかし近くの徳山ダムの方がずっと賑わっているというくらい閑散としていて、秘境スポットと呼べる程でした。
茶屋や天文台、民俗資料館と立ち寄るには充分と言えるくらいの場所なはずなのですが、イマイチ観光地に成りきれない、B級スポットです。静かで落ち着けるので、ドライブの際には是非。
23.【山梨県】河口湖大石公園
推奨度:★★★★★
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex
カメラの向き:南南西
地図リンク
住所:山梨県富士河口湖町大石
座標:35.52333, 138.74642
富士五湖の中で最も観光地化され、都心方面からのアクセスも抜群な河口湖。
この場所は大石公園の駐車場で、見ての通り路面がダートになっています。「湖北ビューライン」と呼ばれる山梨県道21号線を走っていると広い駐車場が見えてくるはずです。
他の四湖と異なり、湖畔までの車両乗り入れは叶いませんが、五湖の中でずば抜けて形の整った富士山をバックに写真が撮れるので、なかなか捨てがたいです。
カメラの向き:南南西
加えて邪魔な人工物がかなり少ないので、シンプルながらも迫力ある構図が狙えます。ただし、昼前に近付くに連れ、写真撮影していても一般車両が容赦無く湖畔沿いに停めて他車をフレームインしてくるので、撮影するなら車の少ない早朝にすべきでしょう(ついでに書くと↑の写真も両脇に車が停まっていたので、Photoshopで消しました)。
24.【千葉県】クラン坂
推奨度:★★★★★
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★★★★+Ex
絶景度:★★★★★
カメラの向き:西北西
地図リンク
住所:千葉県千葉市緑区土気町825-5~千葉県大網白里市金谷郷
座標:35.53076, 140.29257
千葉県千葉市は県庁所在地を有する都市です。その千葉市にある究極の秘境風景を挙げるとすれば間違い無くクラン坂でしょう。
カメラの向き:東北東
樹海と切通しを併せ持つ風景は正しくジュラシックパークのワンシーン・・・。場のポテンシャルは県内でもトップクラスと言えます。
路面はかなり荒れている部類で傾斜も伴うので、低車高車ではなかなかにハードです。加えてこの日は豪雨であったので、更に難易度は上がりました。
カメラの向き:西北西
千葉市緑区土気町から大網白里市に跨っており、路面の荒れ具合からアンダーカバーにクリーンヒットすると見た為、TTでは大網白里市側へ抜けることは叶いませんでした。
また、すぐ近くには施設があり、農家も広がっているので、悪さをしたり大勢で夜中に騒いだりすれば確実に即警察を呼ばれ、封鎖されます。そんなことにならないようにする為にも、静かに楽しむことを心掛けて下さい。
なお千葉県内のオススメ愛車撮影スポットについては以下記事にてまとめていますので、合わせてご覧下さい。マニアックなスポット満載です。
25.【三重県】ソニックのオブジェ
推奨度:★★★★★
秘境度:★★☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★☆
カメラの向き:北北東
地図リンク
住所:三重県伊賀市高尾
座標:34.61154, 136.19144
県道脇に突如姿を現すソニックのオブジェ。
忠実に再現されたソニックは、誰もが思わず車を停めて眺めてしまうことでしょう。
カメラの向き:北東
三重県道39号線沿いにあるこのオブジェ、元々大阪府でアミューズメント会社を経営していた方が、ご自身の別荘入口に目印として置いたのが始まりということです。
いつの間にか人気撮影スポットとなったソニック。長らく劣化が目立ち、無残な姿でしたが業者が補修し綺麗な姿に蘇りました。
路肩に車を停めても他車の通行の邪魔にはならないので、暫しソニックとの「競争写真」の撮影に興じてみては如何でしょうか?
26.【福島県】内郷白水河川道路(仮)
推奨度:★★★★☆
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★★☆☆
絶景度:★★★★☆
カメラの向き:北東
地図リンク
住所:福島県いわき市内郷白水町川平76-12
座標:37.02866, 140.8168
え、川のど真ん中!?と思われる方も多いでしょう。ここはいわき市にある車で通行可能な川の道路で、内郷白水河川道路と仮称しました。
カメラの向き:東北東
周りの風景は集落地帯なので、普通と言えば普通なのですが、特筆すべきはやはり川の中で車の撮影が出来ることでしょう。
カメラの向き:北西
周りには民家が多いので、あまり変なことを起こすと「地元車両以外進入禁止」に成り兼ねません。
決して大勢で訪れて騒いだり、ゴミを捨てるような真似は止めましょう。
27.【埼玉県】川越小江戸
推奨度:★★★★☆
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★☆
カメラの向き:西北西
地図リンク
住所:埼玉県川越市幸町15-18
座標:35.92344, 139.48384
まるで江戸にタイムスリップしたかのようなこの光景は、川越小江戸と呼ばれています。
写真左奥に見える塔は「時の鐘」という川越市指定有形文化財で、観光名所にもなっているところです。
埼玉県でも有名な愛車撮影スポットなのですが、住宅地でもあることから分かる通り、騒がしくするのはご法度です。マナーとして当たり前ですが、深夜はエンジンを切って、ヘッドライトも消して静かに撮影して立ち去りましょう。
28.【愛知県】堀切町海岸
推奨度:★★★★☆
秘境度:★★★☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★☆
カメラの向き:東
地図リンク
住所:愛知県田原市日出町浜
座標:34.5826, 137.05128
愛知県にある2つの半島の内の一つ、渥美半島西端付近にある伊良湖岬。そこへ向かう道すがら、立ち寄れる出来るのが堀切町海岸です。
国道42号線を西に進んで行くと、特に案内も無い脇道が見つかります。吸い込まれるように入ってみると、絶景がそこにありました。
力強く山裏から立ち昇る朝陽と大海原に広がる水平線。心が洗われていくようでした。
カメラの向き:南南西
国道から海岸に入る為の脇道は少々凸凹が多いですが、海岸は広く穴ぼこも楽に避けられるので、低車高スポーツクーペでも楽々です。
29.【三重県】最狭車幅試験沈下橋
推奨度:★☆☆☆☆
秘境度:★★☆☆☆
危険度:★★★★★+∞
絶景度:★★★★★+∞
カメラの向き:北西
地図リンク
住所:三重県伊賀市西之澤
座標:34.80739, 136.18678
青い空、緑の草木、そして超強烈に狭い橋。
色んな意味で上級者にしかオススメ出来ない場所です。
見ての通り沈下橋で、橋の両側に欄干が無く、加えて相棒TTの車幅ギリギリです。
カメラの向き:南
酷道ガチ勢のとあるお方より参考にさせて頂いた場所で、写真の地点の橋幅は1830mm。相棒TTの車幅が1840mmである為、実質オーバーしています。しかしながらタイヤのトレッド幅は1800mmなので、30mmの余裕がある計算になります。
カメラの向き:南東
まさしく自身の車幅感覚をミリ単位で極める為に存在するような場所です。とはいえ、沈下橋から落ちたら車は廃車、そして皮肉にもその場所はGoogleマップに「車の○○が落ちている橋」と追加されることでしょう。
車のミラーを見ないと隘路で対向車と離合出来ない方は残念ながら間違い無く「不合格」になるので諦めましょう。
カメラの向き:北北西
それと、沈下橋を抜けた先は小さな集落となっているので、騒いで住人の方々に迷惑になるようなことは絶対に避けましょう。
もし腕に自信があるのなら是非。
どんな場所か気になりますよね。車幅試験レポートをご用意しましたので、受験されたい方はどうぞ予習されて下さい。
愛車のカッコいい撮り方
車のカッコいい撮影方法というのは一見簡単そうに見えて、実は結構コツが要ります。ぶっちゃけ風景写真を撮影する方が何倍も簡単です。
では、そのコツというのはどんなものかというと、場所、光、角度、距離。この4つです。これさえ押さえれば、例えスマートフォンでもかなり良い写真が撮れます(実際、上で紹介している富津岬はスマホで撮っています)。
終
今まで訪れた秘境スポットを地図にまとめています。
ブログ記事を書いているスポットはそのまま記事にジャンプ出来ます。
僕が行ったことのある観光地をマイマップにまとめました。
観光地についてもそれなりに行っていますので是非見てみて下さい。