12月下旬の千葉県北西部は意外と寒い。
北海道と比べると・・・なのは言うに及ばずだが、「冬でも温暖」というイメージのある千葉県にしては比較的寒い。
この日朝の気温を見ると氷点下、マイナス6.5℃。
重ね着をしてコートを着ていても思わず震える気温。
元々僕は北海道の江別市に住んでいた為、真冬に氷点下になることは日常茶飯事。
0℃なら「暖かい」方で、時折マイナス10℃、夜間の酷い時はマイナス20℃という冷凍庫みたいな気温になることすらあった。体感的にはマイナス10℃に達すると、外に出た瞬間に鼻毛が急速冷凍され、カチカチになる。その頃、寒いか否かの基準は「鼻毛が凍るかどうか」だったのだから道産子というのは怖いものだ。
当時なら「マイナス6.5℃?まあちょっと寒い方かな、HAHAHA」と言っていただろうが、流石に関東に10年近く住んでいるとそうでも無くなってきてしまうというもの。
職場の控室で身体を温めている中、若い後輩男子が出勤し、控室に入室してくる。
・・・・・ジャケットに第一ボタンを開けた「ワイシャツ姿」で。
(;゚Д゚)
「寒くないの?今日マイナス6.5℃だよ・・・?」と聞くが、
「うーん・・・ちょっとだけ、寒かったですね☆」笑顔で宣った。
実を言うと、彼は今シーズンに入ってから「一度も」コートを着て来ていないのである。
北海道登別市出身者の、本気の耐寒能力の凄まじさを目の当たりにした朝だった。