【三重県】【沈下橋】落ちたら死ぬ!最狭車幅試験にアウディTTで合格せよ!

【三重県】【沈下橋】落ちたら死ぬ!最狭車幅試験にアウディTTで合格せよ!
 

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車幅試験

 

理論上車で通れるがギリギリな、とても狭い道を走破する、超上級者向けの車両運用試験である。

 

その大半の会場は落ちたら死ぬか、ミスれば車体がガリガリになるかのどちらかなのだ。

 

そんな最強クラスの落ちたら死ぬ最狭車幅試験会場が三重県にあるのをご存知だろうか・・・?

 

西之澤沈下橋

OpenStreetMap and contributors CC-BY-SA

地図リンク

三重県伊賀市は戦災を免れ、多くの古き街並みが残る為「小京都」と呼ばれることがある。

 

また、「伊賀」という言葉から多くの人が連想する通り、忍者にまつわる話も多く、北に隣接する滋賀県甲賀市の「甲賀流」と「伊賀流」で毎年忍術対決が行われ、負けた市は勝った市のPRポスターを1年間町に貼らなければならない、というシュールな取り組みもある。

 

その伊賀市中心部からやや北東に逸れた地に拓殖川つげがわという川が流れているのだが、伊賀市西之澤に架かる一本の沈下橋というのが、強烈に狭く、車幅感覚の無い場合は車もろとも川の瓦礫と化すという。つまるところ、最狭車幅試験だ。便宜上ここでは西之澤沈下橋と仮称する。

 

相棒TTと不知火はまさにその忍者で言うところの綱渡りに等しい絶技を披露することになるのだが、詳しくはレポートをお読み頂こう・・・。

 

最狭、という名の橋

「お前も車幅試験を受けないか?」

ことの発端は1ヶ月前に遡る。

 

度々最近秘物秘境捕獲物語に登場する関西圏の酷道ガチ勢とは2021年4月の八百津ダートオフで知り合ったのだが、そこで「車幅試験」という聞き慣れないワードを耳にした不知火。

 

そのオフ会の直後酷道ガチ勢のうちの一人、変態美青年リーダーであるshokiさんが一つのレポートを投稿された。

 

出典:旧大和街道の沈下橋(shoki_drive)

「!?( ˙▿˙ )」

 

感嘆符と疑問符と顔文字しか出てこなかった。

 

まさに最狭・・・。シンプル、しかしあまりにも危険極まりないハイリスクハイリターンな試験。のはずなのだが・・・

 

「お前も車幅試験を受けないか?(CV:石田彰)」

 

という甘くて苦くて目が回りそうな勧誘を言葉言われずとも賜ったように感じたのである。更には気持ちを後押しするかのような込み上げて来るある感覚。

 

不知火も試験に合格してみよう

 

その想いを胸に、三重県へと向かった。

 

しかし、現実はそう上手くいくものでは無いと現地で思い知ることになるとは、このときの不知火は思いも依らなかった。

 

大判狂わせ

決行する遠征の日がついにやって来た。事前に駐車場でメジャーを使い、タイヤとタイヤの幅、物理幅が1800mmジャストだということは計測済。つまり、沈下橋上で30mm(3センチ)までなら左右にブレることが出来るのだ。「も」と言っても指先から第二関節の半分くらいの3センチ分しかミスは許されないと考えると・・・。

 

まず初日は前日18時からスタートし、いつも通りフル下道(約490キロ)で翌朝滋賀県に到着し、武奈廃集落を目指した。そのまま比婆神社、男鬼廃集落へと進み、土倉鉱山跡の再訪、永源寺の洗い越し、石榑峠旧道と滋賀県東部を重点的に履修した。

 

その後日帰り温泉に行く前に試験会場の下見をする。

 

狭すぎィ・・・!

 

実際に現地で見ると恐ろしく狭い。数値上渡れると分かっていても目の当たりにすると震え上がる程の狭さである。

 

ひとまず試験は明日に回し、伊賀市の日帰り温泉を目指した(が着いて入ろうとしたら「伊賀市民しか入れないんです」と受付で言われ、また滋賀県の甲賀市に戻り入浴し、また三重県に戻った)。

 

そして道の駅あやまで車中泊し、朝起きると・・・

 

パ、パンクしとる・・・。

 

起きて車外を何気無く一周して左フロントタイヤの空気がベッコリ抜けていることに気付いたのだ。

 

実は道の駅あやまに着いてエンジンを切った後「グググ・・・ゴゴゴ」という聞いたことの無い異音がし続けていた。何だろう、とは思いつつも特に気にせずそのまま寝てしまったのだが・・・まさか空気抜けてる音だったとは。

 

そういえばTT買ったときにデフォルトでパンク修理キットが付いてたな、と思い出し使ってみた。

 

購入から8年は経っていたので、耐用年数的にどうなのか疑問だったが・・・

 

どうにか膨らんだ。駐車場内を少し走ってみたが、一応走るには走る状態。とはいえディーラーに持ち込んで見てもらう必要はあるな。

 

近畿方面に向かうとき大雨だったのだが、やたら滑るしブレーキのときABSが作動するなと思っていた。タイヤを見るとスリップサインギリギリだったので、荒れた道を走って限界が来たか、途中の農道で釘でも踏んだか・・・。

酷道塾講師Shokiによる特別講習


実はこの日、shokiさん・・・げふんげふん、一緒に最狭車幅試験やりませんかと前日に誘っており、地元から駆け付けて下さっていた。

 

綺麗な顔したTTだろ?パンクして家帰れないからレッカー待ちなんだぜ・・・?

 

Who is shoki?

(房総半島お招きメンズ秘境ツーリングにて)

shokiさんとは敬愛する関西圏酷道ガチ勢の一人である。柔和な笑みテクニカルな話術を合わせ持ち、そのカリスマ性からいつしかリーダーと渾名が付いた。

だがそれだけでは無い。特筆すべきはそのずば抜けた行動力卓越した探索スキルだろう。酷道ガチ勢というカテゴリから察する通り、相当な道路走行マニアで、酷道、林道、兎獰腐険道都道府県道は元より、死徴損道市町村道や農道、脇道といった道路すら「とりあえず入ってみる」スタンスでアグレッシブに攻め込み、生還するツワモノだ。

加えて彼は日本本土四極到達者である。日本本土、つまり離島を除いた北海道、本州、四国、九州の最東西南北端(納沙布岬、宗谷岬、神崎鼻公園、佐多岬)マイカーであるG4で制覇し、証明書を受領している。

そしてその秘境探索スキルにも磨きが掛かっている。「指2本崖に掛かれば登れます」というキャッチフレーズ通り、そのどうやって登ったんですかレベルのところで自撮りを披露される程の身体能力を持ち合わせている。更に携帯用手漕ぎボート、クライミング道具一式まで完備運用されている為、今後どのようなアイテムが追加されるか大変見物だ。

(シラペディアより引用)

shokiさんについてまだ書き足りないが、そろそろ切らないとこの話だけで1記事書けてしまうので自重・・・。

 

さて、せっかくの彼とのおデートだというのに無念にもパンクして肩を落としていた不知火とTT。

 

しかしshokiさんからの提案が・・・

 

「行ってみます?沈下橋?」

 

ということで酷道塾が誇る人気講師Shokiによる特別講習をG4の助手席から受けられることになった。ありがたや、ありがたや、ゲヘヘヘヘ・・・()

 

車幅試験会場が目前に迫る、というかもう始まっている。

 

この時点で沈下橋の幅は1840mm。相棒TTの車幅と同じである。

 

やべぇ、やべぇ、やべぇ・・・×(無限)

 

ジェットコースターのスリルなんて比では無い。富士急のドドンパも真っ青になるくらいの、ウルトラスリルを間近で体感していた。

 

この辺ですかね、とshokiさんがG4を停め、運転席から降りていく。不知火もそれに倣い、助手席のドアを開けた光景が・・・これだ(1、2、3)

 

○×□△℃㈱@㍻&℡#㌦〒§☆㌍♂※㊥!?

 

こんにちは空中。

 

思わず日本語通り越して記号が口から飛び出す状況。目隠しされた状態でドア開けて降りたら100%自由落下だろう。ここはまだ下がモジャモジャの草むらだが、もう少し先なら柘植川にダイナミック入渓することとなる。

 

ババン・・・!!!

 

迫力と恐怖しか広がっていない。運転していない不知火ですらあまりの光景にゾクゾクした。これが・・・最狭車幅試験・・・!

 

このフロントビュー、不知火もTTで死ぬ程撮りたい・・・。

 

ほんとは今頃相棒TTでアタックし、撮っていたはずなんよ。

 

まあ、ひとまず橋の上を歩いてみようじゃないか。

 

出だしの橋部分。これだけでも充分狭い。

 

それもそのはず。前述の通り、既に幅は1840mmだからだ。1840mmというのはアウディTTの車幅と同じ。途中で微妙に左に曲がる箇所があるが、そこから先の幅が究極となる。

 

「1830mmですね」

 

shokiさんがメジャーで測りながら言う。

 

1830mm、つまりTTの車幅より10mm短い。TTのタイヤは片側245mmと太いので、多少ブレても落ちないだろうが「あー今タイヤはみ出てるんだよなぁ」と分かりながら走るのは気が気じゃ無いだろう。

 

見れば見ただけ恐怖に駆り立てられる。

 

まさに脅威と言う他無い。

 

果たして不知火とTTのコンビはこの試験を突破出来るのだろうか、いや、突破するしかあるまい。

 

難関と謳われる酷道大学校を主席で卒業し、酷道塾を開いた人気講師Shokiによるスペシャル授業があったのだ。プライドに掛けてクリアして見せる。そう心の中で静かに決意し、再度G4の助手席に乗り込んだ。

 

(酷道勢信州お招きツーリングでのツーショット)

「これからどこ行くんですか」と尋ねると比婆神社武奈廃集落をば」とのこと。両地とも不知火がTTで前日に制覇した場所だ。どうやら不知火に看過されたようで(思い上がり)負けてられぬとG4でも挑戦してみたくなったそうである。変態美青年リーダーShokiさんといい、変態美女御仁現生人類さんといい、夜勤明けに秘境へバンバカ突撃かましスルッと生還するバイタリティには惚れ惚れするところ(ここでいう変態とは誉め言葉です)。

 

そしてShokiさんは無事比婆神社と武奈廃集落へ辿り着き、山奥で一人延々ニヤニヤしていたという←

ある種、棚から牡丹餅

Shokiさんと別れた後の話もちょっと綴らせて頂きたい。

 

まず自動車保険会社へ連絡し、レッカーを手配した。次にディーラーへ連絡。現在地の三重県伊賀市の阿山からだと同県四日市か滋賀県栗東のディーラーが近い。しかしどっちにしろ帰路の方面と考えると東の四日市がベストと思い連絡した。

 

TTをレッカーに載せて、新堂駅か佐那具駅までならたった1時間程度だし、歩こうかと思っていた(本気で)のだが、「!?1時間も掛かるんですよ!いいから乗ってって下さい!」と、レッカーの運ちゃんのご厚意で四日市まで載せて頂いた。関西の人優しい・・・。

 

ディーラー四日市に着いてからは「僕は今職場にいるのかな」と疑問を抱くくらいの電話の嵐。保険会社に掛け、整備工場に掛け、保険会社に掛け、整備工場に掛け、保険会社に掛け・・・。ようやく話がまとまり、よく通っていた千葉県内の整備工場へ運送することになった。結構疲れた。

 

保険会社のロードサービスでレンタカーを手配してもらったのだが、ディーラーの人のご厚意で「待っている間お食事でもどうぞ」ということで代車を用意して下さるという願っても無いサービスが・・・。やっぱり関西の人優しい・・・。

 

お借りしたのはアウディのエントリーモデルA1。エントリーモデルと言えど流石はアウディ。シンプルさを貫きながらも上質な質感が伝わって来る。

 

アウディが開発しTT(8S)に初採用したメーターインディスプレイも今や各モデルに導入されており、ことA1においても例外では無い。

 

走り出せば大変スムーズに路面を掴み、スルッスルッとコーナーをクリアしていく。気持ちいいくらい走りやすい。これで鈴鹿峠を攻めてみたら楽しいだろうな、とも感じた(実際のところ、食事を摂ろうにも保険会社からの連絡の折り返し対応で食事どころでは無かったのだとか)。

 

またな、相棒、千葉で会おう・・・。

 

積んでいた荷物を保険会社が手配して下さった代車に積み替えたのち、レッカーに載せられた相棒TTを見送る。その代車というのが、

 

アクア(ハイブリッド)だ。

 

一言で言うならば「燃費お化け」。適当に走っても軽くTTの2倍は叩き出す脅威の燃費に、もはや笑いが止まらなくなった。ハイブリッド恐ろしや・・・。

 

というか雨でずぶ濡れの奥大井の峠や林道を攻めてみたが、従順に反応するなかなか楽しい車だった、と記憶している。

 

そして千葉県へと帰還し、整備工場からの完了連絡を受け、相棒TTを受け取ると履いていたタイヤはまさかのポテンザ。一度は履いてみたいと思っていた憧れのタイヤである。本当は八百津ダートオフで「R1Rはいいぞ」と勧められたプロクセスR1Rが履きたかったが、整備工場に聞いたところメーカー欠品中とのことだった。とはいえポテンザも一級品と名高いハイグリップタイヤなので、これはこれで棚から牡丹餅と言える。

 

今回手に入ったのはポテンザS001というモデルで、1年落ち。普通に買ったら20万はくだらないが、型落ちで11万という破格の値段で取り付けまで行ってもらえた。

 

ハイグリップタイヤを身に纏い、死角の無くなった相棒TT。

 

近いうち、西之澤沈下橋へ赴こうじゃないか・・・。

再試験

落ちたら死ぬ!

また来ちゃった♡

 

パンクしてポテンザS001となってから経過すること僅か2週間。前回は試験前からパンクという不戦敗を喫してしまったが、雪辱を晴らすべく、三度みたび伊賀の地へと降り立った管理人不知火。

 

いくぞ不知火、気合の貯蔵は充分か・・・!?

ワンミスイコールワンキルされる橋だ。念の為左右のサイドミラーの角度をMaxまで下げ、運転しながらでも目線を動かせば幅が見えるようにした・・・はずなのだが、

 

全く見えない(笑)

 

首を動かせば見えるが、運転しながら目線だけサイドミラーに移しても全く幅が見えない。ので、で進むことにした。

 

まあ逐一ミラー見ながらでないと隘路を走れないようではそもそもこの沈下橋に挑む資格すら無いか・・・。自分と相棒を信じて渡橋敢行するしかあるまい。

 

万が一橋から転がり落ちようものなら車は間違い無く死ぬし、Googleマップには「TTが転がってる川(笑)」という新たな珍スポットが生まれてしまうことだろう。

 

ここまで来て落ちなければもう大丈夫だろうが。

 

うし、この辺でいいかな。

 

相棒TTを停め、ドアをゆっくり開ける。光景は・・・言うまでも無かろう・・・。

 

狭隘を極める

こんにちは川と空中()

 

酷道塾shoki講師による特別講習を受講していた為、ある程度の心構えは出来ていたものの、改めて見ると、いやほんとまじ狭い。写真だけだと遠近感が無く、足を伸ばせばすぐ届く十数センチ下に川があるように見えてしまうが、実際は数メートルの高さがある。折角ここまでTTで落ちずに進めたのに、不知火が足を滑らせて川にドボンしたら・・・見苦しいにも程がある。

 

ちなみに不知火がTTから降りて後ろに回るシーンを動画で撮っていたので、スナップショットをご覧頂きたい。

 

①窓を全開にして、サイドシルを踏みながら静かにドアを開けます。

 

②踵で数センチ残された橋の部分に足を乗せながら天井の接合部に指を引っ掛けます。

 

③体勢を反転させ、一眼レフの入ったバッグを持ちながらドアをゆっくり閉めます。

 

④気合でフィニッシュ!!!

 

さあお立ち会い。最狭車幅試験会場での我が相棒の御姿をとくと目に焼き付けて頂こう。

 

絶叫絶狭絶橋ぜっきょうぜっきょうぜっきょう

車幅=橋幅

ファーーーーwww

 

なんぞこれ。車幅と橋幅がほぼイコールやないけ・・・。

 

戦慄とはまさにこのことだろう。無論車内からでもその狭隘さはビシビシ伝わってきたのだが、車外からじっくり眺めてはじめて出て来る感情。冷静になって考えると、あまりにも無茶苦茶な試験に身を投じたのだと実感していた。

 

ハミタイはみ出しタイヤしとるがな・・・。

 

車幅がミリ単位で測り切れていない証拠である。「ヘタクソ」という心の呟きが各方面から聞こえてくるようだが「キミは何か勘違いをしているようだ、落ちなければどうということはないのだよ(CV:池田秀一)」。

 

忍術盛んな伊賀市にて、披露されしはふち渡り

ふち渡り

 

言うならば「お前はどこを歩いているんだ」状態。山奥ならば時々靴幅よりも狭い足場を渡ることもあるが、ここは普通の田舎。よもやこんなところで不知火絶技百八の1つ、縁渡りをお見せする日が来ようとはな・・・()

 

匍匐ほふく前進よろしく、ゆっくり、しかし確実な移動をしていく。

 

この足場の幅ともなると、掴まる物体が無ければかなりの危険が付き纏う。まあ掴まる物が仮に無ければ猫のように四足歩行で進むまでかもしれないが。

 

フロントガラスとボンネットの間にある隙間に指を掛けて車体の前を目指す。

 

この辺だと掴む物が低い上、足を入れるところも少ないので、少し大変と言えるだろう。

 

ドラレコに映る管理人不知火。

 

フリーハンドでバランスを取りながら車体の前方へと躍り出る。ここで川に落ちたら吉本芸人さながらの体張ったパフォーマンスになるだろうが、そんなものは求めていない。

 

キマッタ・・・。

 

このときの不知火は間違い無くドヤァ顔していたと思う。

狭隘が生み出す極致

青い空、茂る草むら、最狭の橋・・・。

 

圧巻の光景。沈下橋という極限まで無駄を省いた道路構造物。左右に欄干が無い為一見すると開放感に溢れるが、その足元は車幅一杯という狭隘に支配されている。矛盾をはらむこの地だからこそ生み出される画力えぢからの極致と言えるだろう。

 

屈んで橋から上体を乗り出し、キワを撮る。

 

ここからが落ちても死にはしないだろうし、せいぜい病院送りで済むだろうが、が落ちたら送られるのは整備工場では無く解体屋だろうな。

 

無事に抜けられるまでが試験です

ひとまずここまではなんとか来れたが、沈下橋から抜けて集落に出るまでは油断出来ない。

 

というのも、沈下橋の先も目視で幅員2mを切っていると見られる場所が続いていて、ご覧のように植物が生い茂っていて幅が見えにくいのだ。

 

そう、まだ車幅試験は続いているのである。無事に集落へ抜けられるまでが試験ですからね・・・。

 

こちらもなかなかに狭隘路。山間部で見掛ける農道或いは脇道テイストだ。

 

しかも左側は水路が通っているので、バランスを崩せば・・・醜態を晒すことになる。右側も右側で道路から地面までの距離がそれなりにある為、転がったら復帰は不可能だろう。

 

見えたぞ、出口の光・・・!

 

地獄で言う所の、極楽から蜘蛛の糸が垂らされたときのような歓喜感。ここまで来ると道幅も2m程度に広がり、幅員に気を使わずとも楽々走れるようになる。

 

集落が見え、ついに試験終了のチャイム。

 

こうして不知火と相棒TTのコンビは無事最狭車幅試験に合格することが出来たのである。

 

二度と通りたくはないが、強烈なインパクトを放つ試験は大変感慨深いものであり、途轍も無い量の経験値と自信がついた、とも振り返る。

 

終わりに

極限の狭隘というエグイ難易度を誇る沈下橋。緊張度合いもさることながら、集落住民の生活道路でもある為、騒げば即通報されるだろう。別段通行禁止措置は取られていなかったので、訪れて走る分には問題無いはずだ。

 

それと、特別講習をして頂いた酷道塾講師Shokiさん、ありがとうございました。またいずれ、どこかで・・・。

(房総半島お招きメンズ秘境ツーリングにて)

 

 

 

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