必見!車の写真撮影スポット、オススメ一覧の紹介

必見!車の写真撮影スポット、オススメ一覧の紹介
 

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愛車を構図に入れて写真を撮りたい、でもどんな場所があるか分からない!

 

という方の為に、僕が今まで訪れて相棒TTと共に写真を撮った撮影スポット一覧をマイマップにまとめました。地図上のマーカーは場所を正確に示していますので、方向さえ間違わなければ同じように撮ることが出来ます。是非写真を撮るときの参考にして下さい。

 

加えて、撮影スポット一覧の中から不知火が個人的に厳選した超オススメスポット25箇所の紹介もしています。

 

スポットの中には別記事にて詳細レポートを書いているのもありますので、リンクをクリックすると、そのままレポートにジャンプ頂けます。

 

また、この記事の最後に上手く愛車撮影する為の4つのコツを紹介した記事のリンクを掲載していますので、愛車をカッコよく撮りたいけど、なかなか上手く撮れないとお悩みの方は是非お読み下さい。

 

各場所に差はありますが、愛車撮影スポットの中には到達難易度が死ぬ程高い場所も存在します。決して無理をせず、これ以上進めないと思ったら即座に引き返す、または車から降りて状況を確認して下さい。当ブログでは撮影スポットにおいてトラブルに遭った場合、一切の責任は取りませんのでご了承下さい。

 

厳選スポット紹介

1.【山梨県】精進湖しょうじこ

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★★☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex


カメラの向き:南東
地図リンク
住所:山梨県富士河口湖町精進
座標:35.490407, 138.604481

文句無しの絶景です。

 

ここ精進湖しょうじこは富士五湖の一つで最も小さい湖ですが、「最も美しい富士山が見られる」ということでも有名です。

 

富士山の手前に見える小さい山は「大室山」といい、セットで「子抱き富士」と呼ばれています。

 


カメラの向き:南東

湖畔ギリギリまで車両の乗り入れが可能で、静かな湖のほとりでのんびり愛車を撮影することが出来ます。

 

富士山+ダート++新緑+とこれ以上に無い程、好条件に恵まれた場所の僕的に最高の愛車撮影スポットです。

 

2.【福島県】磐梯吾妻ばんだいあづまスカイライン

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★☆☆☆
危険度:★★★★★
絶景度:★★★★★+Ex


カメラの向き:北北東
地図リンク
住所:福島県福島市桜本
座標:37.725886, 140.259753

立ち込める臭気、荒々しく伸び広がる山々、折り重なる九十九づづら折れ・・・。

 

荒涼とした絶景大パノラマを秘めた道、磐梯吾妻ばんだいあづまスカイライン。

 


カメラの向き:北西

訪れる者を唸らせ、圧倒する半端無い大自然がこの道路には散りばめられていると言っても過言ではありません。

 


カメラの向き:南西

正式な路線名は福島県道70号福島吾妻裏磐梯線。福島県福島市の高湯温泉から土湯峠まで伸びる延長28.7kmの観光県道です。

 

元は有料道路で通行料が徴収されていましたが、2013年に料金徴収期間の満了に伴い、恒久無料化となりました。

 


カメラの向き:北

磐梯吾妻スカイラインのちょうど中間辺りには浄土平じょうどだいらという、湿原があります。

 

一切経山いっさいきょうざん吾妻小富士あづまこふじが浄土平を囲うような形になっていて、磐梯吾妻スカイラインで最大のハイライトと言っても差し支えないでしょう。

 


カメラの向き:北西

日本離れした雄大なる景色は、晴れの日だけでなく、雨の日曇りの日でも関係無く素晴らしい写真が撮れると保証します。

 

3.【群馬県】【長野県】毛無峠けなしとうげ

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★☆
危険度:★★★★☆
絶景度:★★★★★+Ex


カメラの向き:南
地図リンク
住所:長野県高山村高井
座標:36.610765, 138.448401

「群馬県」と書かれた県境標識の隣に「この先危険につき関係者以外立入禁止」という看板が置かれ、「グンマー=秘境」というイメージが定着し、一躍有名になったスポットです。

 

長野県高山村側の長野県道112号線分岐から林道を走り、辿り着くこの毛無峠けなしとうげ

 


カメラの向き:南東

荒涼とした一帯と晴れた日には浅間山まで見渡せる風景はまさに絶景と呼ぶに相応しく、秘境でありながら観光地のような不思議なところです。

 


カメラの向き:南西

霧がかかっていることが多く、また年中強風が吹き荒れる為、訪れる際は夏場でも軽く羽織れる物が必要です。

 

カメラの向き:東

日本離れした、荒野のような絶景で愛車を撮影したいという方には是非ともオススメしたい写真撮影スポットです。

 

カメラの向き:北西

例年11月下旬から翌年5月下旬迄は冬季閉鎖され、また、災害も時折発生し、通行止になることがあるので、訪れる際は現地の状況を確認されることを推奨します。

 

4.【滋賀県】男鬼おおり廃集落

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★★★★+Ex
絶景度:★★★★★+Ex


カメラの向き:南東
地図リンク
住所:滋賀県彦根市男鬼町
座標:35.270255, 136.336125

深い森の中に敷かれた険しい狭隘路を抜けると、そこには息を呑むほど美しい廃集落が眠っていた・・・。

 

何ともドラマチックで、人々を魅了する彼の地の名は、男鬼おおり廃集落。

 


カメラの向き:東

定期的に元住民達が手入れをしている為、一帯の状態は非常に良く、廃集落としてはかなり綺麗です。

 

往時のアイテムも多く残されていることから、大変ノスタルジックで訪れる価値は非常に高いです。

 


カメラの向き:北東

しかしながら、男鬼に至るまでの道のりはなかなかにディープかつハードです。

 

アプローチとしては滋賀県道17号線から林道を経由して男鬼へ向かいますが、難易度が高めで、酷道マニア愉悦を感じるルートに仕上がっています。

 


カメラの向き:東北東

多賀町側から滋賀県道17号線で男鬼に向かった場合、霊仙廃集落群と呼ばれる廃集落が3箇所点在しているので、廃集落好きは訪れなければならない聖地と言えます。

 


カメラの向き:東

到達難易度が決して低くないので、ある程度腕があるドライバーで無ければ危険ですが、その分辿り着いたときの感動もひとしおです。

 

5.【群馬県】【長野県】志賀草津しがくさつ高原道路

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex


カメラの向き:北西
地図リンク
住所:群馬県嬬恋村干俣
座標:36.64284, 138.52281

日本における国道の最高地点を通る国道292号線、通称志賀草津しがくさつ高原道路。

 

最高地点が故の比類無き絶景を一度見てしまったが最後、虜と化し、足繁あししげく通うことになるでしょう。

 


カメラの向き:南南東

群馬県草津町から長野県山ノ内町へ至る約50kmのルートで、国道最高地点の渋峠は標高2172mです。

 


カメラの向き:西北西

紅葉シーズンにはナナカマドやダケカンバが赤黄の彩りを魅せ、パッチワークの紅葉と呼ばれる独特の美しい景観が広がります。

 


カメラの向き:南西

間違い無く関東甲信越の道路で究極クラスの絶景を誇る、と不知火が太鼓判を押します。訪れて後悔することはありません。

 


カメラの向き:北西

もしまだ走行したことの無いドライブ好きな方は必ず訪れてみて下さい。

 

6.【京都府】八坂やさかどおり

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex

カメラの向き:西北西
地図リンク
住所:京都府京都市東山区八坂通下河原東入八坂上町366
座標:34.9983, 135.77978

古都を見守る五重塔、歴史を感じる古民家、味わいのある石畳・・・。

 

ザ・京都。

 

両脇に構える古民家と法観寺ほうかんじの五重塔を眺められる八坂やさかどおりは府内別格の景観と人気を誇ります。この風景だけを見に京都府へ行っても満足出来ます。

 


法観寺五重塔は八坂の塔の別名で親しまれていて、建立は592年と府内でも屈指の歴史の古さで、聖徳太子が建てたと伝えられています。

 

日本人、外国人問わず人気の場所でありますが、平日の早朝は静かで、人が疎らに歩いているくらいです。土日祝日の10時から17時は自転車歩行者専用道路となるので、やはり平日早朝がベストと言えるでしょう。

 

愛車撮影スポットとしては夜景が人気ですが、明るい朝の時間も建物のシルエットがハッキリ見えて美しいのでとてもオススメです。

 

7.【東京都】COREDOコレド室町むろまち

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度;★★★★★+Ex


カメラの向き:南東
地図リンク
住所:東京都中央区日本橋室町2-4-14
座標:35.687044,139.774358

落ち付いた色合いで都会に溶け込む外観、暖簾のれん行燈あんどん提灯ちょうちんで和を感じさせる演出、目を惹くあでやかな紅緋べにひの鳥居・・・。

 

東京都を代表する都会的な超高層ビルでありながら、洗練された「和」が散りばめられたスポット、それがCOREDOコレド室町むろまち。不知火が都内で最も好きな撮影スポットです。

 


カメラの向き:南南西

「COREDO」という名称はCORE中心EDO江戸を組み合わせた造語で「江戸の中心」といった意味が込められています。

 

日本橋は江戸時代、世界も注目するほど目まぐるしい発展を見せていました。そんなかつての日本橋を再現したい、という想いから発足した都市計画によって造られた区画なのです。

 


カメラの向き:南東

大きく立派な鳥居は福徳神社の鳥居。

 

芽吹稲荷という別名を持ち、平安時代の860年前後には神社が存在していたという長い歴史を持っています。当時は武蔵野国豊島郡福徳村のお稲荷様として大切にされてきました。

 

祭神として祀られている倉稲魂命ウカノミタマミコトは穀物や食物といった女神ですが、現在では農業や商工業の女神としても崇められています。

 

また、あの徳川家康や徳川秀忠が幾度も参拝したという由緒ある神社でもあります。

 


カメラの向き:北西

よく見ると提灯行燈はとてもモダンなデザインとなっています。建物のみならず、小物にも拘りが感じられるのです。

 

古き良き和、とは異なった近代的な和を持ちながらも、しっとりと周囲のオフィスビル群とも馴染んでいるCOREDO室町は、まさに和洋折衷と言えるでしょう。

 


カメラの向き:南南西

夜になると明かりが灯り、とても華やかになります。

 

ライトアップは22時までですが、11時から20時までは歩行者天国となり、車両は通行止となる為、ライトアップしたときに車を入れて撮影するなら20時から22時までです。

 

撮影時間帯は21時台。日本橋の表通りは車や人で賑わっていますが、裏通りは意外と少なく、まばらで比較的撮影しやすいです。

 


カメラの向き:北西

ライトアップが消えた深夜1時。

 

ほの暖かな光が消える代わりに、人も車も皆無となる為、三脚を立てて撮影することも可能です。ライティング次第では面白い写真が撮れるかもしれませんが、静かに撮影することを忘れないようにしましょう。

 


カメラの向き:北西

都内は人も車も多く、イマイチ車を撮影する気が起きないという方も多いと思いますが、COREDO室町は大変推せますので、時間があったら是非立ち寄ってみて欲しいです。

 

8.【千葉県】海ほたるPA

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex

カメラの向き:南東
地図リンク
住所:千葉県木更津市中島地先海ほたる
座標:35.46445, 139.87457

複雑に交差するJCT、彼方かなたに見える陸地、眼前に広がる大海原・・・。

 

海ほたるPA、日本でここにしかない海上PAです。

 

その光景は近未来的でありながら、どこかフェリーを思わせる独特なものとなっています。

 

PAは5階建てとなっており、レストラン、ゲームコーナー、スタバ、足湯、お土産コーナーと充実していて、24時間営業のファミマやフードコートもある為、深夜に軽食やちょっとした買い物も可能です。

 

5階の展望デッキからは360°のパノラマが眺められ、晴れた日には富士山、スカイツリー、東京タワーなどの有名どころが見渡せます。

 

千葉県の観光地の中でもトップクラスの知名度絶景度を誇っており、絶対に後悔はしません。

 

 

9.【京都府】維新の道

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex

カメラの向き:西南西
地図リンク
住所:京都府京都市東山区桝屋町359-1京大和
座標:34.99926, 135.78098

京都らしさを奏でる法観寺ほうかんじの五重塔、色味が調和する京都霊山護國りょうぜんごこく神社の鳥居、古めかしく溶け込む一念坂いちねんざかの町並み・・・。

 

京都府の隠れた逸品、維新の道です。

 

幕末の動乱を生きた維新志士達を祀る京都霊山護國神社の参道で、坂本龍馬をはじめとする1043名の維新志士が眠る霊山りょうぜん墓地に通じています。

 

早朝に訪れたところ近くに警備員が居ましたが、注意されることも無く、また車通りも皆無であった為のんびりと景色を眺めることが出来ました。京の町並みを静かに楽しむなら打って付けです。

10.【滋賀県】比婆ひば神社

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★★★★+Ex
絶景度:★★★★★+Ex


カメラの向き:西南西
地図リンク
住所:滋賀県彦根市男鬼町
座標:35.269480,136.326636

素朴で味のある鳥居、対に入口見据える狛犬、色濃く密な木々・・・。

 

険しさも眺めも究極と言って過言では無い程の濃さを誇る秘境神社、それがここ比婆ひば神社です。

 


カメラの向き:南西

伊邪那美イザナミを祭神とし、彦根市の奥地にあるこの地は参道入口の麓鳥居からして別格の麗しさを誇ります。

 

魂を抜かれるほどの神々しさです。

 


カメラの向き:北西

男鬼廃集落から僅かな距離に位置する比婆神社には車が通れる参道が切り開かれていますが、その過酷さ並の荒れた道が平伏するレベルです。

 

幅員狭隘、路面剥離、路肩欠損に加え、超急勾配という試練のオンパレード。平均傾斜13%、最大傾斜21%の数字は脅威の一言に尽きます。

 

谷底の見えない崖はまさに「落ちたら死ぬ」です。

 


カメラの向き:北

しかし樹木が織り成す風景一級品と呼ぶに相応しく、天を塞ぐ程密に林立する木々の道は美道でもあります。

 

車を停めてゆっくりと眺めていたいところですが、比婆神社参道には麓以外離合と転回スペースが存在しない為、対向車が来たらアウトです。麓まで涙のスーパーロングバックが確定します。

 


カメラの向き:西北西

比婆神社参道には5つのヘアピンカーブ、ヒバピンがあります。

 

木の新緑土の薄茶のコントラストが大変秀逸ですが、左上からの道がUを経て急激に右下に落ち込んでいることからもこの参道が如何に超急傾斜かということがよく分かります。

 

故に無理矢理一回でヒバピンをクリアしようとすると、車高の低い車は顎や腹を擦ることになるので無理せず切り返すのが無難でしょう。

 


カメラの向き:南西

駐車場のある頂鳥居に着いたときの安堵感といったらありません。

 

麓鳥居と比べるとややインパクトに欠ける頂鳥居の風景ですが、先にある件の比婆神社は壮観です。秘境神社の粋を結集させたかのような比婆神社。腕に自信があるドライバーは是非とも車でチャレンジしてみて下さい。

 

11.【石川県】七尾此ノ木くのぎ隧道

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex


カメラの向き:北東
地図リンク
住所:石川県七尾市大田町
座標:37.075188, 137.019484

自然剥き出しの素掘り、こしらえられた木造合掌枠、場違いな異彩を放つ高さ制限標識・・・。

 

石川県七尾市に眠る幻の生きた化石の名は七尾此ノ木くのぎ隧道。

 


カメラの向き:北東

神殿のようにも見える立派な木造合掌枠を持つこの場所は、隧道マニアなら誰もが感動する、唯一無二の美を誇ります。

 

地図にすら描かれないような農道を進んだ先にあり、やや傾斜のあるダートを100m程度登ると顔を見せます。

 

一見転回出来なさそうに思えますが、隧道を抜けた先がT字路になっていて、そこで向きを変えられるのでご安心を。

 


カメラの向き:南西

それと、狭い農道は農家の方の田畑を横切ります。訪れた際も、お仕事をされていました。

 

現地に来訪を拒むような看板は無く、農家の方から言われたりもありませんでしたが、言うまでもなく、ここで騒ぎを起こすことはご法度です。即座に警察を呼ばれ、二度と外部の人間が訪れることも出来なくなるでしょう。

 

なので、隧道見学の際はくれぐれも粛々と、静かに訪れ観賞し、立ち去りましょう。

 

12.【京都府】竹林の小径こみち

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★★★☆☆
絶景度:★★★★★+Ex

カメラの向き:東北東
地図リンク
住所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町8-5
座標:35.0165, 135.6704

整然と立ち並ぶ竹林、冷涼かつ静謐なる空気、晴天ですら薄暗さのある空間・・・。

 

嵐山を代表する竹林の小径こみち

 

数万本の竹が生い茂る浮世離れした様は竹取物語の世界に迷い込んだようでも、平安時代の舞台のようでもあります。

 

カメラの向き:北東

野宮神社から大河内山荘へと通じるこの道は400mで、一目見ようと多くの日本人、外国人が訪れる場所です。

 

愛車を撮影しに来る人は勿論、人の通行も多く、地元車両も通ります。小径に離合箇所は無い為、片方が進退する他ありません。

 

有名故にトラブルも多い場所だと思いますが、お互いに譲り合って絶景を堪能してみて下さい。

 

13.【東京都】林道大岳おおたけ線採石場

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★☆
危険度:★★★★☆
絶景度:★★★★★+Ex

カメラの向き:北東
地図リンク
住所:東京都あきる野市養沢
座標:35.76152, 139.16002

廃墟色のある施設、落石防止に設置された覆道、荒々しい露天掘りの岩肌・・・。

 

ここは東京都あきる野市の林道大岳おおたけ線採石場です。

 

退廃さと荒涼さを兼ね備えており、これが東京都の景色と思うとゾクゾクします。

 

この林道の一番の見所は何と言っても採石場の敷地内を通っていることで、ロープやバリケードを挟んで至近距離で採石場を愛車と撮れるレアなスポットなことです。

 

カメラの向き:北東

最大のハイライトはこの赤茶色に錆びた鉄骨のロックシェッドです。

 

路面はダートカーブしながら標高を上げていて、興奮しない方が難しいと言えるでしょう。

 

恐らく東京都ダートとロックシェッドが組み合わさった場所はここだけで、シェッドマニアが狂喜乱舞する材料はこれでもかという程揃っています。

 

カメラの向き:北西

ロックシェッド出口付近にホッパーがあり、そこから伸びるコンベアで別のホッパーへ振り分けているように見えます。

 

鉱山施設は錆びて古くなり、廃墟のようにも見えますが株式会社エコワスの現役施設なことは間違いありません。

 

カメラの向き:東南東

個人的にはこの林道の先にある鍾乳洞よりも、キャンプ場よりも遥かにたぎるスポット、それがこの採石場です。

 

ここまで間近に車と撮影出来る採石場が他にあるでしょうか?いや、無いでしょう。

 

荒涼や退廃といった非現実性を求める方は是非行ってみて下さい。

 

14.【福井県】福井険道248号線

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★★☆☆
絶景度:★★★★★+Ex


カメラの向き:南西
地図リンク
住所:福井県越前市入谷町
座標:35.88436, 136.29424

天目指し空塞ぐ幾多の木々、昼なお薄暗い広がる空間、見目麗しき新緑・・・。

 

平原のような場所に木々が生え伸びるこの道は福井険道248号線です。

 


カメラの向き:北

その風景はさながら「北陸の戸隠神社参道」。

 

静謐さと荘厳さを兼ね備えたこの道はその名に相応しいと感じました。

 

美道、とも称せるでしょう。

 


カメラの向き:南

しかしながら、「険道」という単語を用いていることからも分かる通り、その大部分が離合不可能な1車線道路です。

 

更には険道西側から走行した場合、登り坂の1回で曲がり切ることが困難九十九折れが連続する為、経験の浅いドライバーは踏み込まない方が無難です。

 

15.【岐阜県】カクレハ河川道路(仮)

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★☆☆
危険度:★★★☆☆
絶景度:★★★★★+Ex


カメラの向き:北
地図リンク
住所:岐阜県高山市朝日町青屋
座標:36.10905, 137.41373

圧倒的な水量荒々しい大小の岩を持つ道。

 

それがここ、岐阜県高山市にあるカクレハ河川道路です。

 


カメラの向き:北北東

二又川という川を突っ切る道で、水量が非常に多く、洗い越しというより河川道路と呼ぶ方がしっくり来るでしょう。確実にえます。

 

ただ、キャンプ場に通じている道なので、撮影したい方は迷惑にならないよう素早く行い、立ち去るのが無難です。

 

2日間晴れの日で写真の水量である為、雨で増水しているときの通行はもっての外ですので絶対に止めましょう。

 

16.【茨城県】かすみがうら市歴史博物館

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex


カメラの向き:西南西
地図リンク
住所:茨城県かすみがうら市坂1029
座標:36.074282,140.373818

端正な天守閣堅牢な楼門ろうもんが居を構える、かすみがうら市歴史博物館。

 

うっとりする程美しい城郭が、ここ茨城県にあります。細かく作り込まれた建物に暫し見惚れてしまいました。

 

カメラの向き:南西

博物館、という名称から分かる通り、公共施設となっていますが、訪れた時間は平日で営業時間前ということもあってか、人通りも交通量も全くありませんでした。

ゆっくり撮るなら人気の無い平日の朝方がベストです。

 

17.【東京都】神戸岩かのといわ裏秘境

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★★★★+Ex
絶景度;★★★★★+Ex

カメラの向き:南西
地図リンク
住所:東京都檜原村
座標:35.75616, 139.11498

麗しい程のみどり清涼さこの上無い空気、瑞々しい静謐せいひつな小川・・・。

 

ここが岐阜県や群馬県というなら誰も驚きませんが、特筆すべきなのはここが日本一の人口を誇る東京都の景色だということです。

 

神戸岩かのといわ裏秘境と名付けたここは檜原ひのはらにある観光名所神戸岩の裏の駐車スペースです。

 

カメラの向き:南南東

砂利道の幅は1.6m程度で、両脇の草まででようやく1.8mの幅になる為、駐車スペース・・・というより車両の転回スペースといったニュアンスが近く、奥まで入り込むなら大抵の普通車の幅では真っ直ぐ正確に下がれ無ければ川に落ちるか、岩壁に擦るでしょう。

 

車幅感覚に自信が無ければ止めておくのが無難です。

 

カメラの向き:南西

ですが自然と人工が組み合わさった景色はとても神秘的で、今いる場所が東京都であることを忘れます。

 

18.【埼玉県】五千頭の龍が昇る聖天宮せいてんきゅう

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex

カメラの向き:西
地図リンク
住所:埼玉県坂戸市塚越51-1
座標:35.9639, 139.42769

豪華絢爛ごうかけんらん美麗荘厳びれいそうごん綾羅錦繍りょうらきんしゅう・・・。

 

華やかで美しい佇まい。それがこの場所、五千頭の龍が昇る聖天宮せいてんきゅうです。

 

長い名称は一見すると文に思えますが、施設名で、台湾の道教をモチーフに造られた、日本最大の台湾式神社です。

 

資材と技術者を現地台湾より招き入れ、建築された意匠は細部まで造り込まれており、職人技が惜しみなく注ぎ込まれていて、見事の一言に尽きます。

 

カメラの向き:北西

道路を走っていると目に留まる煌びやかな門は「天門」といい、真正面は車を停めても交通の邪魔にならないくらい道路の路肩は広くなっていています。

 

「駐車禁止 駐車場へ」という小さな看板があるのですが、恐らく日中の交通量を考慮しての設置なので早朝か深夜であれば停めても交通量的に迷惑になりません。

 

朝6時に訪れてみましたが、案の定数分間隔で2台程度だったので、日中以外に停めてサクッと撮る分には問題無いでしょう。ちなみに東側駐車場も開放されていたので、そこで自由に写真を撮るのも一興です。

 

19.【大阪府】通天閣と商店街

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度;★★★★★+Ex


カメラの向き:北東
地図リンク
住所:大阪府大阪市浪速区恵美須東
座標:34.65105, 135.5058

街並みを代表する通天閣、カラフルでキャッチーな店舗群、辺りに飛び交う大阪弁・・・。

 

大阪府を象徴する観光名所通天閣と商店街の街並みを絡めた写真です。彩りに溢れ、活気が有り、良い意味でどこかふざけた雰囲気がある光景は大阪らしいと言えるでしょう。

 

土曜日の朝7時半に訪れたのですが、人通りはかなり多く、一見撮るのに四苦八苦するかと思われました。しかし、撮影していることを察して歩く速度を落としてくれたり、待ってくれたりする人が多く、関東ではまず見掛けない、関西の「人情」のようなものを感じました。

 

とはいえあまり長居するのは宜しく無い為、サクッと撮って切り上げることをオススメします。

 

20.【神奈川県】みなとみらい遠景

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★☆☆☆
危険度:★★☆☆☆
絶景度;★★★★★+Ex


カメラの向き:南
地図リンク
住所:神奈川県横浜市神奈川区山内町15ー2
座標:35.468814,139.638259

立ち並ぶ大都市の摩天楼、顔を覗かせる東京湾、ひっそりとした一角の駐車場・・・。

 

東京都に連なる大都会、横浜。

 

ここはみなとみらい遠景が撮影可能な穴場スポットです。

 


カメラの向き:南

場所の名前は住協パークコットンハーバー第1。タワー型の月極駐車場兼コインパーキングとなっていて、屋上からはご覧のような写真が撮れます。

 

30分300円、24時間上限は祝日を除く月~金は2000円、土日祝は2300円なのでまだ安い方です。

 

穴場なので、行列が出来るような場所ではありませんが、内部は狭く、月極利用の他車と時々離合することがあるので、車幅感覚に乏しいドライバーは擦るので止めた方が無難です。

 

21.【静岡県】西伊豆スカイライン

推奨度:★★★★★+Ex
秘境度:★★★★★
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex


カメラの向き:北西
地図リンク
住所:静岡県伊豆市大平
座標:34.9608, 138.83777

眺めは抜群に良いのに、何故か交通量が終日通して皆無に等しい絶景ロード、それがこの西伊豆スカイラインです。

 

静岡県伊豆市にあり、正式名称は静岡県道127号線です。

 


カメラの向き:北西

途中数か所眺望が開け、富士山や沼津市街、駿河湾まで見渡せます。

 

道路自体も全線片側1車線でワインディングの快走路なので、運転が好きな方にとっても楽しめる良いところです。

 

のんびりと楽しめるので、伊豆半島のスポットの中でも個人的に指折りオススメしたい場所です。

 

22.【新潟県】東赤谷ひがしあかたに連続洞門

推奨度:★★★★★
秘境度:★★★☆☆
危険度:★★☆☆☆
絶景度:★★★★★


カメラの向き:東南東
地図リンク
住所:新潟県新発田市滝谷
座標:37.81536, 139.47045

新潟県道335号線、最奥の加治川かじかわダムへと向かう道中には東赤谷ひがしあかたに連続洞門という4本の洞門が設置されています。

 


カメラの向き:南西
廃墟にも似た「美」を持つ不思議なシェッドですが、れっきとした現役県道です。

 

終点がダムと登山道入口なので、大した交通量も無いだろうと考えていたのですが、予想以上に車が来た為、思うような撮影が出来ませんでした。撮影や内部観賞を楽しむなら、早朝が良いでしょう。

 

23.【山梨県】河口湖大石公園

推奨度:★★★★★
秘境度:★☆☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
絶景度:★★★★★+Ex


カメラの向き:南南西
地図リンク
住所:山梨県富士河口湖町大石
座標:35.52333, 138.74642

富士五湖の中で最も観光地化され、都心方面からのアクセスも抜群な河口湖。

 

この場所は大石公園の駐車場で、見ての通り路面がダートになっています。「湖北ビューライン」と呼ばれる山梨県道21号線を走っていると広い駐車場が見えてくるはずです。

 

他の四湖と異なり、湖畔までの車両乗り入れは叶いませんが、五湖の中でずば抜けて形の整った富士山をバックに写真が撮れるので、なかなか捨てがたいです。

 


カメラの向き:南南西

加えて邪魔な人工物がかなり少ないので、シンプルながらも迫力ある構図が狙えます。ただし、昼前に近付くに連れ、写真撮影していても一般車両が容赦無く湖畔沿いに停めて他車をフレームインしてくるので、撮影するなら車の少ない早朝にすべきでしょう(ついでに書くと↑の写真も両脇に車が停まっていたので、Photoshopで消しました)。

 

24.【千葉県】クラン坂

推奨度:★★★★★
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★★★★+Ex
絶景度:★★★★★


カメラの向き:西北西
地図リンク
住所:千葉県千葉市緑区土気町825-5~千葉県大網白里市金谷郷
座標:35.53076, 140.29257

千葉県千葉市は県庁所在地を有する都市です。その千葉市にある究極の秘境風景を挙げるとすれば間違い無くクラン坂でしょう。

 


カメラの向き:東北東

樹海切通しを併せ持つ風景は正しくジュラシックパークのワンシーン・・・。場のポテンシャルは県内でもトップクラスと言えます。

 

路面はかなり荒れている部類で傾斜も伴うので、低車高車ではなかなかにハードです。加えてこの日は豪雨であったので、更に難易度は上がりました。

 


カメラの向き:西北西

千葉市緑区土気町とけちょうから大網白里おおあみしらさと市に跨っており、路面の荒れ具合からアンダーカバーにクリーンヒットすると見た為、TTでは大網白里市側へ抜けることは叶いませんでした。

 

また、すぐ近くには施設があり、農家も広がっているので、悪さをしたり大勢で夜中に騒いだりすれば確実に即警察を呼ばれ、封鎖されます。そんなことにならないようにする為にも、静かに楽しむことを心掛けて下さい。

 

25.【福島県】内郷白水うちごうしらみず河川道路(仮)

推奨度:★★★★☆
秘境度:★★★★★+Ex
危険度:★★★☆☆
絶景度:★★★★☆


カメラの向き:北東
地図リンク
住所:福島県いわき市内郷白水町川平76-12
座標:37.02866, 140.8168

え、川のど真ん中!?と思われる方も多いでしょう。ここはいわき市にある車で通行可能な川の道路で、内郷白水うちごうしらみず河川道路と仮称しました。

 


カメラの向き:東北東

周りの風景は集落地帯なので、普通と言えば普通なのですが、特筆すべきはやはり川の中で車の撮影が出来ることでしょう。

 


カメラの向き:北西

周りには民家が多いので、あまり変なことを起こすと「地元車両以外進入禁止」に成り兼ねません。

 

決して大勢で訪れて騒いだり、ゴミを捨てるような真似は止めましょう。

 

愛車のカッコいい撮り方

車のカッコいい撮影方法というのは一見簡単そうに見えて、実は結構コツが要ります。ぶっちゃけ風景写真を撮影する方が何倍も簡単です。

 

では、そのコツというのはどんなものかというと、場所、光、角度、距離。この4つです。これさえ押さえれば、例えスマートフォンでもかなり良い写真が撮れます(実際、上で紹介している富津岬はスマホで撮っています)。

 

 

他の愛車撮影スポットを知りたい方へ

愛車撮影スポットはまだまだあります。数が多くなってきたので、この度パート2を作りました。

 


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