観光地の話題に事欠かない都道府県、長野県。
見処の多さのみならず、交通網や特産品も充実していて、「日本の住みたい都道府県ランキング」では常に上位に位置しています。
その長野県にひっそりとしながらも圧倒的な存在感のある裏見の滝があることをご存知でしょうか?
その滝は雷鳴の如く
その名は雷滝。
長野県高山村、長野県道66号線沿いに、かの滝があります。
落差30mと、さほど高さがある滝とは言えず、これだけ聞くと行く価値があるのか疑問に感じるかと思います。
しかし、滝本体を数mしか離れていない場所から間近に見ることが出来、駐車場から何の苦も無く行けてしまうという素敵条件から紅葉シーズンは特に人気のある滝なんです。
それに何といってもこの滝はまるで雷が鳴り響いているかの如く、凄まじい轟音で流れ落ちていくのが一番の魅力でしょう。
轟音鳴り響く滝
豪快に流れ落ちる滝、荒々しい岩場、鮮やかな紅葉。
雷滝は秋に訪れてこそ最も価値があると言えるでしょう。
本当に滝から殆ど距離が無い為、写真を撮るときのフレーミングには一苦労です。
縦アングルから。
滝の幅は5m程でかなり小さめな滝ではありますが、耳をつんざくような音のせいか、はたまた滝との距離か、実物は諸元よりも大きく感じます。
滝の流れの先に目をやると、川が流れています。
この川は信濃川水系の一級河川、松川と言います。
近くには松川渓谷と呼ばれる場所があり、こちらも紅葉の名所となっていて、日本の紅葉百選にも選ばれる程です。
新緑時期もオススメ
上の写真は紅葉になっていない新緑の時期に撮ったものです。
三脚を設置して、露光時間を8秒とスローシャッターで撮影しています。
雷滝のベストは紅葉時期ですが、新緑もなかなかのものです。
そもそも紅葉シーズンは人が多すぎて、とても三脚を置いて悠長に撮ることが出来ません。
ですがそれ以外の時期というのは閑散としている為、しっかり構図を吟味しながら満足のいくアングルで撮影が可能なんです。
確かに紅葉シーズンでもかなーり早朝なら三脚を置いて撮影出来ますが、10時くらいになると観光客が大勢押し掛けるので、6時くらいで無ければゆっくり撮るのは難しいでしょう。
別名「裏見の滝」
雷のような音から雷滝と呼ばれるようになったこの滝ですが、前述の通り「裏見の滝」とも言われています。
豊富な水量から生まれる滝は、さながら水のカーテンです。
展望ポイントから見る滝とは、また違った美しさがあります。
そもそも裏から見られる滝自体、全国的に見ても少数なので、この雷滝は非常に価値があるスポットと言えるでしょう。
終わりに
雷滝は、長野県道66号線という、少々走り辛い道にあるところですが、訪れる価値は非常に高いと思います。
もしもこの付近を通ることがあれば、紅葉シーズンで無くとも素通りせず、一度訪れて滝の迫力とマイナスイオンを全身にたっぷりと浴びてみると、心も体もリフレッシュ出来て清々しい気分になるはずですよ。
終
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