写真が必ず上達する!見た人を絶対に感動させる風景写真の構図とは?

写真が必ず上達する!見た人を絶対に感動させる風景写真の構図とは?
 

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自分で撮影した写真を後で見返しても、何となく迫力が無い。

 

他の人に見せてもイマイチ良い反応が貰えない。

 

いつも何を表現したいのか分からないと言われてしまう。

 

折角観光地に行って、感動した絶景を写真に撮ってみても、パッとしない写真になってしまうのは何だか勿体無いですよね。

 

何故イマイチな写真になってしまうんでしょう?

 

機材?絞り値?ISO感度?シャッタースピード?レタッチ?・・・いいえ、違います。

 

写真において人を感動させる最も重要な要素というのは構図なんです。

 

今回はどうしたら感動させる風景写真の構図が出来るか解説していきたいと思います。

感動したポイントにカメラを向ける

まず、構図を決める上で必要なことは、あなたはその光景の何に感動したのかということです。

 

雲の形、山々の連なり、水の色、樹木の様相・・・沢山あると思います。

 

まずはその中の一点に的を絞ってカメラを向けてみましょう。

 

そうすれば自ずとどういう構図にしたら良いかは見えてくるはずなんです。

 

感動したポイントを決めたら、構図を考えていくのですが、構図には幾つか決まったパターンがあります。

 

何にでも応用の出来る構図を、何種類かご紹介したいと思います。

 

ちなみに、一般的な名称の構図もご紹介しますが、僕が勝手に名付けた構図もありますので、名前はあまり気にしないで下さい。

縦二分割構図

画面を縦で半分に割り、被写体となるものを左右どちらか中央付近に配置する構図です。

 

上の写真、草津白根山湯釜で言えば、エメラルドグリーンの湖水中央らへんがちょうど右半分の真ん中辺りに来ていますね。

 

被写体が明確でハッキリしている場合に多く用います。

 

この構図の特徴は、被写体(主題)と風景(副題)をスッキリと整理し、写真を見やすく出来ます。

 

逆に言うと、周りがごちゃごちゃしているような場合には向かず、何を写したいか分からない写真になってしまいます。

 

風景写真は勿論、車など大きめの人工物を被写体にする場合にも効果的です。

 

恐らく僕が一番か二番くらい多く用いている構図で、それくらい使いやすく、撮りやすい構図だと思います。

縦二分割構図

こちらは上の横二分割構図の縦バージョンです。

 

山と湖、空と海というように、大きな風景を縦に割って写真にすることで、迫力が出る構図です。

 

横二分割構図との大きな違いは、少しでも水平線がずれていると失敗写真にしか見えなくなってしまうところです。

 

中には意図的に傾ける対角線構図もありますが、縦半分に分けたいのであれば、きっちり水平を出すようにしましょう。

日の丸構図

よくカメラ初心者が何も考えずに撮ってしまいがちな日の丸構図。

 

しかし日の丸構図こそ最もシンプルかつ奥深い、重要な構図なんです。

 

被写体となるものを画面中央に配置する日の丸構図ですが、裏を返せばメインとなる被写体を強調して写せるということでもあります。

 

ある程度写真を撮影して上達してくると「日の丸構図なんて・・・」と嫌厭する方もいますが、僕からすればそれは間違いです。

 

上の写真を見て、素人臭くてダサいと感じますか?日の丸構図をバカにするは日の丸構図に泣きます。

 

分かりやすい被写体があって、それを引き立てたいのであれば、是非日の丸構図を使ってみることをオススメします。

三分割構図

最も安定感のある構図は何か?

 

挙げるとすればこの三分割構図がそうでしょう。

 

画面を縦3本、横3本の線で等間隔に分割し、9つのセルで分ける撮り方です。

 

被写体となるものを縦と横の線の交点いずれかに配置することで三分割構図は完成します。

 

基本的に一眼レフでもデジカメでも、画面上にグリッド(画面を分割する線)を表示出来るのが殆どですので、それを目安に被写体を配置してみましょう。

 

たったそれをするだけで、見違えるように素敵な写真に生まれ変わりますよ。

対角配置構図

対角配置?何ぞそれ?

 

これは画面に斜めの線を引き、その線上に被写体を置く方法です。

 

対角線は画面を斜めに当分割する必要はありません。

 

2つ以上の被写体を同一線上に配置出来ればOKです。

 

恐らくこの構図は一般的には対角線構図と呼ばれていますが、僕の意図とは微妙に異なるように感じたので、この名前にしました。

 

この構図は、「富士山と車」というように、大きな被写体を用いたいときに重宝します。

おまけ:複合構図

多分どこにも載ってないと思います。

 

これは何かと言うと、2つ以上当てはまるという構図のことです。

 

例えば、見方によっては三分割構図になり、

 

見方によっては対角配置構図にもなります。

 

特にこれといって覚えてもメリットがある訳ではありませんが、人によって構図の種類が変わるというのも面白いですね。

終わりに

如何でしたでしょうか?

 

構図の種類は沢山ありますが、この記事で紹介した構図さえ覚えておけば、絶対に素晴らしい風景写真に仕上がります。

 

もし風景写真の構図に悩んでいるという方は、是非この記事の構図を参考にしてみて下さい。必ず見た人を感動させる写真になると、僕が保証します。

 

 

 

 

 

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