スマホやデジカメで秘境や観光地の美しい景色を撮影しているとふと、こう思うはずです。
一眼レフを買ってもっと綺麗な写真を撮ってみたい・・・。
確かに、いつでもどこでも手軽に撮影出来るスマホやデジカメは便利ですが、写真の表現力にはどうしても限界があり、超えられない壁を感じてしまい、一眼レフに憧れを持つようになるのです。
でも種類が多すぎてどの一眼レフがオススメか初心者には全然分からない・・・。
そんなあなたに読んで頂きたいのがこの記事。秘境、観光地などあらゆるシーンで一眼レフを使いまくってきた管理人不知火が今日まで使い続けている愛用の一眼レフをご紹介します。
この記事を読み終える頃には、その一眼レフが欲しくなっていることでしょう。
不知火愛用の一眼レフは入門用モデル
なん・・・だと?と思った方、事実なんです。
もしかしたら「ハイグレードの一眼レフ使ってるんでしょ?」と思われていたかもしれませんが、入門用です。しかも一眼レフデビューを2015年にしてから記事執筆時点の2021年までずーっと同じの使っています。
その一眼レフは、「Canon EOS 8000D」というモデルです。
一般的に一眼レフと言えばCanonかNikonのどちらかが有名で、よくCanon派、Nikon派で分かれます。両社ともそれぞれに特色があるので、一概にどっちが優れているというのはありません。不知火の場合は純粋にCanonの方が好きだったので、Canonにしました。
CanonとNikonカメラの詳しい違いについてはこちらの方が詳しく書かれていますので、参考にしたい方はお読み下さい。
この「Canon EOS 8000D」という一眼レフ、クラスとしては前述した通り入門用、つまりはエントリークラスになるわけです。
しかし、その実力や侮ること無かれ・・・。思わず「入門用なのにこんなに撮れるの!!??」とびっくりしてしまう程美しい写真が簡単に撮れます。
ダラダラ語らず論より証拠、実際に不知火が「Canon EOS 8000D」で撮影してきた写真達をご紹介しましょう。
・・・恐らく、これを見たあなたが感じている気持ちはただ1つでしょう。
「入門用モデル凄スギィ・・・!!!」
そう、上の写真達は紛れも無く管理人不知火が「Canon EOS 8000D」で撮影したものなんです。
エントリーモデルの一眼レフを使っても充分過ぎる程の戦力を持っている為、余裕綽々でカメラ中級者までは戦えます。
「でもそれって、レンズが凄いだけでは・・・?」
確かにレンズが高級だとそれだけ写真もレベルアップします。一眼レフのボディ本体は「消耗品」でレンズは「資産」と言われる程ですからね。
・・・ひとつ申し上げましょう、そんなあなたは勘違いをしています。
なんと、レンズも「Canon EOS 8000D」の初心者セットに付いて来た2つのキットレンズを使っているんです!
キットレンズが誇る、揺るぎない実力
本日のびっくらホイホイ2つ目です。
あれだけ美しい写真を撮っていたレンズがまさか初心者用のキットレンズだとは誰も思わないでしょう。
2つのレンズについてザザっと説明しますね。
まず左が望遠ズームレンズの「EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM」です。
まず「55-250mm」というのが焦点距離の範囲です。焦点距離は所謂ズーム出来る範囲ですね。数字が小さい程広角側、つまりは広い範囲を写せ、数字が大きくなる程望遠側の狭い範囲が写るようになります。
↓望遠ズームレンズ「EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM」で撮影
この250mmという焦点距離があれば大抵の望遠写真はカバー出来ます。というより、そこまで要りません(笑)。実際不知火も秘境等の写真で、Max250mmの望遠使わないと撮れない!というのは一度も無いです。
あと「F4-5.6」という数字は開放絞り値(F値)の範囲です。広角側の55mmであればF4が設定可能、望遠側の250mmだとF5.6が設定可能ということです。
絞り値は値が小さい程「明るく、背景のボケを作りやすい」という特徴があります。この「F4-5.6」の開放絞り値はキットレンズによくある数値で、シャープな写りとボケ加減のバランスが良く、まさにカメラ初心者にはうってつけと言えるでしょう。不知火も、この開放絞り値で困ったことはありません。風景写真だと大体F8以上が多いですからね。
次に右が標準ズームレンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」です。
「標準」とありますが、広角から中望遠までをカバーする使い勝手の良い優秀なレンズです。不知火も風景写真の大半はこちらのレンズで撮影しています。
↓標準ズームレンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」で撮影
焦点距離は「18-55mm」。18mmは広角側で、55mmが望遠側ですね。本当にこの広角レンズはあらゆるシーンで使えます。ぶっちゃけこのレンズ1本で風景写真は足りてしまうと言っても過言ではありません。
開放絞り値は「F3.5-5.6」。先程の望遠レンズより1段明るい開放絞り値が設定可能ということになります。
↓標準ズームレンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」で撮影
キットレンズ、恐るべしでしょう?
抜群の使いやすさとタフさを持つCanon EOS 8000D
ここまでの説明で既にCanon EOS 8000Dを欲しくなっているでしょうが、もう少し説明させて下さい。
なぜ敢えてエントリークラスの値段が低めな一眼レフを推すのかと言うと、ハイエンドクラスに比べて重量が軽めで、程よい安定感があるからです。
Canonのデジタル一眼レフ最強モデルと謳われる「EOS 1D」クラスとなると性能がグンバツに対して値段は勿論、重量も半端無く重いです。
「EOS 8000D」が本体のみで約520gなんですが、最強モデル「EOS 1D」となるとなんと、本体だけで約1340gもあるんです!その重量差は約2.5倍にもなります。
実際に持ってみて比べると分かりますが、「EOS 1D」はかなりずっしりと来ますし、それをぶら下げてフィールドワークするのは、カメラ初心者によってはかなりハードプレイです。
お金もあって、野山で「カメラを使った筋トレをしたい」というのであれば止めはしませんが・・・(笑)。
また、一眼レフというのはミラーレス一眼と異なり、ファインダーとモニターの2つが備わっているのですが、このモニターがバリアングルモニターと言って角度を付けられるモニターなんです。
その為、カメラを地面スレスレにしながら被写体に向けるローアングルショットや、両腕を目一杯上に上げて被写体を撮るハイアングルショットも楽々出来ます。
そう、バリアングルモニターならね。
更に、特筆すべき点は、カメラ右上部に撮影の設定を一目で確認出来る小さなパネルがあることです。
これは一つ下のグレードとなる「EOS Kissシリーズ」には搭載されていない機能で、8000D以上のグレードしか無いんです。
このパネルがあると、バッテリー残量、絞り値、シャッタースピードやISO感度など、必要な情報が集約されているので瞬時に把握することが出来ます。
左上部には電源OFF/ONと動画モードを切り替えるスイッチ、撮影モードを変えるルーレットダイヤルがあります。
これにより、右手と左手の役割を分けることが出来ます。
加えて・・・というよりこれが大きな目玉要素なんですが、この一眼レフとにかくタフなんです。
観光地はともかくとして、管理人不知火が好んで行く秘境では過酷な状況が数多あります。氷点下15℃の極寒、水飛沫が容赦無い滝の直下、身を焼く程の熱気を帯びた炎天下、粉塵が舞う砂地・・・とカメラにとってエグイ環境で数年間に渡り酷使して来ましたが、一回も誤作動を起こしたことはありません。・・・あ、言い忘れていましたがノーメンテナンスで、です。
美味しい一瞬を逃さない為にも、カメラはその動作信頼性がモノを言いますが、これが並外れています。初心者モデルであるエントリークラスでここまでの堅牢さを誇るのですから、大したものです。
ダブルズームキットは一眼レフ本体+キットレンズ2本のお得セット!
いかがでしたか?
今回、不知火がご紹介したのは「Canon EOS 8000D」というエントリークラスの一眼レフです。
その中の「ダブルズームキット」を購入すれば、上述の望遠ズームレンズと標準ズームレンズがセットという、とってもとってもお買い得なお買い物になります。ちなみに普通にレンズ単体で買うと数万はしますので、いかにお買い得か分かりますね。
「Canon EOS 8000D」は型落ち品ですが、不知火も普通に現役で使い続けていますし、戦力としては全く申し分ありません。
さあ、あなたも今日から「Canon EOS 8000D」を手にして素敵な一眼レフライフを送りましょう!
終
相棒TTと撮影したオススメスポットを地図にまとめています。
良ければ愛車と写真撮影する際の参考にして下さい。
記事内にイチオシスポットも挙げて幾つか紹介しています。
今まで訪れた秘境スポットを地図にまとめています。
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僕が行ったことのある観光地をマイマップにまとめました。
観光地についてもそれなりに行っていますので是非見てみて下さい。