【岐阜県】【廃道/酷道】閉ざされた国道418号線、深沢峡廃道区間②

【岐阜県】【廃道/酷道】閉ざされた国道418号線、深沢峡廃道区間②

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区間①

区間②

区間③(準備中)

 

前回のおさらい

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前回の到達地点についてざっくり地図でおさらいしよう。

 

国道418号線の恵那ー八百津区間は本来、笠置ダム脇を抜けてそのまま西にある丸山ダムを通っていくのだが、現状約8.4kmの廃道区間約6.8kmの超絶酷道区間(八百津ダート区間)を抱えており、トータル約12.5kmが通年通行止として指定されている。

 

超絶酷道区間は車で通行することが出来るが、廃道区間は当然車で走ることは不可能。文字通りの点線国道となっているのだ。

 

前回のレポート、区間①では笠置ダムすぐ南西のゲートで終了し、撤退した。

 

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今回は岐阜県道412号線、402号線、353号線で迂回し、更に町道十日神楽線で深沢峡ゲート前まで移動する様子をお伝えしたいと思う。上の地図で言うと区間②だ。

 


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3本の県道を経由する迂回路

有りがちな山間道路

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現在地は笠置ダムへと続く国道418号線と迂回路となる岐阜県道412号線との分岐になる。

 

出だしの風景から険しそうな雰囲気が漂っているが、果たしてどうなんだろう。

 

あれ?拍子抜け。

 

ちゃんとセンターラインがあるし、アスファルトもしっかりばっちり綺麗な舗装だ。

 

あ、狭くなった。

 

何というかホッとした。あのままイイ感じの舗装路だとつまらないし、下の道(笠置ダムへ続く国道418号線の方)と比べてしまうとあまりにもあっちが不憫過ぎるでしょ。

 

一台の車両、恐らくは地元車両と邂逅する。

 

あたかもこちらが来ることを分かっていたかのような、コーナーのイン側ギリギリを攻めた華麗なコーナリングだ。

 

イン側には蓋の無い側溝があるというのに、寸分違わず車輪を沿わせて下っている。もう完全にこの道のエキスパートだよな。

 

地元車両というと、やっぱりあのときのことを思い出す。何なのか気になる方は、以下の記事をどうぞ。

 

時折路面が荒れて凸凹したり、ひび割れていたりする。

 

ポイントポイントで路面改良されているらしいが、やはり全線という訳にはいかないらしい。

 

ん?先の景色が開けるぞ?

 

建物がある。ということはここ、集落か。

 

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現在地はここ、福原尾(ふくわらび)という名前の集落である。

 

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この岐阜県道412号線上にある集落郡は恵那市飯地町に含まれる。参考にさせて頂いたサイト様によると、標高約600m、人口はトータル640人というとても小さな町だ。

 

福原尾(ふくわらび)、沢尻(さわじり)、五明(ごもう)、南(みなみ)、杉之沢(すぎのさわ)、西山(にしやま)、岩浪(いわなみ)から成り立ち、岩浪を除いた6集落が自治体の「組」となっている。

 

何故岩浪だけ自治体から外されているのか?これはあくまで僕の憶測だが、岩浪は上記6集落とはほぼ道路上直接的に行き来することが出来ない。というのも、杉之沢から岩浪へと通じる道があるが、徒歩でしか行くことが出来ないのだ。しかも一番近い民家で約0.8kmも歩かなくてはならない。このアクセスの悪さにより自治体から外れている、もしくは岩浪住民が自ら加入を断ったか。そのどちらかだと勝手に推測する。

 

整備の行き届いた「温かい」町

すぐに福原尾も通り抜け終わる。集落地帯に入ってからというもの、道のグレード(主に路面状態)が格段に良くなった気がする。

 

沢尻の集落に入って間も無く、馴染み深い国産自動車メーカーが目に入ってくる。

 

そう、DAIHATSU(ダイハツ)である。

 

コペン、ムーヴ、ハイゼットといった主要車種を売り出す軽自動車メーカーだ。現在はトヨタ自動車の子会社となっていて、日本では何気に最も歴史が長い自動車会社だったりもする。

 

山間道路ではアップダウンが多い為、軽自動車は少々辛い気もするが、小回りが利くので細い路地では取り回しがしやすいというメリットがある。

 

一見不知火とダイハツは無関係なようにも思えるかもだが、実は以前ディーラーじゃない整備工場に車を預けた際の代車がムーヴなのだ。10万キロ超えの古い車両だったが、良く走ってくれたのを覚えている。

 

とか言ってたら軽トラ来たよ?

 

悪路の英雄、軽トラのご登場だ。農道だろうが畦道だろうが気にすること無く突っ込んで行け、4WDなものなら究極の駆動力で極悪な路面状態でも易々と突破出来てしまう。更にはその荷台に農作物や家電なんかも楽に積載出来るのだから、もう無敵である。ダイハツが近くにあるから一見ハイゼットかと思ったが、良く良く見たらスズキのキャリイだった。どうも10代目の車種らしい。ダイハツじゃないんかい。

 

馴染みのある建物はっけーん。

 

郵便局だ。こんな山奥でもきちんと郵便局が建てられていることに若干驚く。名前はまんま飯地郵便局。市街地を行き来する配達員はかなり大変そうだが、ここに住む人々に取って欠かすことの出来ない、大事なインフラと言える。

 

この辺りの道路は集落→ワインディングの繰り返しだ。これと言って眺望に優れる訳でも無く、あまり走り甲斐は無い。

 

・・・つまらん。

 

峠にも2種類ある。楽しい峠と楽しくない峠だ。

 

どういう区分かと言うと、楽しい峠は走らせていて爽快、攻め甲斐がある、素敵な眺望、適度に「酷」、みたいな具合だ。楽しくない峠はその逆。

 

そしてこの峠は正に楽しくない峠と言えるだろう。

 

 

八百津町からの出迎えは「林道」?

急変する道路クオリティ

いよいよ恵那市から八百津町に入る。・・・のだが、何やら様子がおかしい。

 

赤丸を拡大すると確かに八百津町と書かれており、間違い無く町境だ。

 

しかし、だな・・・、

 

これ、林道じゃね・・・・・?

 

だが、県道である

・・・変だな、さっきまで僕は岐阜県道を走っていたはずなのだが、いきなり林道になってしまった。もしやルートミスか?

 

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だが、地図で確認する限り間違い無く岐阜県道412号線を走行していることになっている。枝線にでも入り込まない限り、まず外れることは無いから当然ではあるけども。

 

この見慣れた道路標識、ってことは?

 

はい、ヘキサ(県道標識)頂きました。どうやら間違い無くここは岐阜県道のようである。

 

いや、だからさ、林道にしか見えないってw

 

林道で無ければ町道か?もはや「県道」と言うより「険道」と呼称する方が相応しいと思えるレベル。

 

ガードレールは無いし、対向車が来たら双方が路肩スレスレまで寄らなければならないし。不知火的にはさ、好きよ?こういう道路風景。

 

でも一般的な目線で考えてみると、こんなとこ間違って入り込んだらドライバー確実に涙目だろうな。

 

続く・・・

 


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