【新潟県/福島県】【酷道】樹海ラインを走破せよ!(区間①)

【新潟県/福島県】【酷道】樹海ラインを走破せよ!(区間①)

導入編  区間①  区間②  区間③  

区間④  区間⑤  区間⑥  区間⑦

 

 

いよいよ樹海ラインの入口へと辿り着いた不知火と相棒TT。こっから一体どんな試練が待ち受けているのか・・・?見所満載の秘境酷道、是非最後まで楽しんで行って頂きたい。

 

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突入!

ルートミス!!

樹海ラインの全体図で言うところのに突入した。全行程を①~⑦まで割り振ってあるが、これくらい細かく区切らないと到底まともに線形をお伝え出来ないのだ。長い道のりになりそうだ・・・。

 

ということでだ。

 

分岐して間もなく、左側におにぎりが現れる。ふむ、紛れもなくこちらがTRUEルート、樹海ラインだ。

 

少しすると両脇に建物群が見えて来た。なんだ、樹海ラインと言いながら街並みがあるじゃないかと思うかもしれないが、それも最初だけ、というかここくらいである。大湯温泉を始めとした温泉が点在している為、宿泊施設や土産屋が立ち並んでいるようだ。

 

おっ、ちょっと面白い見た目の標識発見。一見「落石注意」に見えるが、「なだれ注意」である。豪雪地帯ならではの標識と言ったところか。雪の降らない千葉県ではまず見かけない、雪国らしい注意喚起だ。

 

ここにもおにぎりが・・・ってなんか小さくないですか?先程あったおにぎりよりも一回り小さく、どちらかというとおむすびという表現が似合う小柄なおにぎりだった。

 

キタキタキタ!林の中を走る道。ようやく樹海ラインらしくなってきたな。道幅もガクッと狭くなり、一気に1.5車線になった。ギリギリまで路肩に寄れば普通車の離合は可能だと思う。

 

いつの間にか道幅だけでなく周囲の植物も変わっている。ただでさえ狭い道幅が脇に伸びる植物も手助けして更に狭くなっている。幾ら何でもここで離合は厳しい。実際路肩がどうなっているか分からない以上、下手に寄り過ぎて対向車を避けようとするのは非常に危険だ。蓋の無い側溝だったりした場合、即脱輪でサスペンションが逝ってしまう。

 

え、ここで分岐!?

やっべ、全然ナビ見てなかった(汗)うーん、左っぽい気もするが・・・分からん(止まって確認しろよ)とりあえず直進しよ。

 

だが通り過ぎた直後、直感で直進では無かったことに気付く。まーちがった、多分左だ。

 

とかなんとか考えてるうちに分岐は通り過ぎてしまった。目に入った待避所へ頭を突っ込み、転回する。

 

よっこい・・・しょういち・・・。

 

改めて分岐のY字路が見えてくる。大丈夫、今度は間違いようが無いからさ。

 

流石にワイドトレッドのTTだとこの道幅とV字ターンはちょっと狭い。左に若干膨らませてからステアリングにロックがかかるまで目一杯切り込む。

 

いけっかな~・・・

 

いけ・・・そう・・・。

 

いった。なんとか切り返さずに突入成功。どうにも陰鬱としていて怪しい道ではあるが・・・、

 

352おにぎり生存確認!!

どうやら正しいルートに入ることが出来たようだ。ようやっとこれから連続する九十九折れと狭隘路を目一杯味わう道路が始まる。

 

 

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樹海ライン・・・、と言うよりは、

序盤からルートミスという事象を引き起こしてしまった訳だが、何とか正規コースへと入道出来た僕。現在地からも分かるように、樹海ラインはまだまだ始まったばかりである。というか、これからくねくねくねくねした峠らしい道が出てくる。どっからでもかかってこいや!

 

まずは早速ご丁寧に青看板がお出迎えだ。今僕が走っている峠の名称、枝折峠(しおりとうげ)まで約10km、奥只見ダムに続く奥只見シルバーラインの分岐がある銀山平(ぎんざんだいら)まで17km、と書いてある。

 

この峠の由来にもなっている「枝折」というのは2種類の意味があり、人々が峠を越える際、木の枝を折って山の神様に道中の安全を祈ったということと、深山幽谷の中で迷子にならないように路傍の木の枝を折って目印にしたということだ。いずれにせよ、枝折というのは文字通り「枝を折る」ということが意味として込められているのである。

 

また、銀山平というのは江戸時代に銀が発見され、上田銀山、白峰銀山という鉱山が出来たことにより繁栄するのだが、出水と崩落により江戸の末期には閉山した場所である。その後奥只見ダムが完成し、銀山の間歩や集落は湖底へと沈んだ。現在では周辺にキャンプ場や温泉施設が設けられ、観光に用いられている。

 

両脇に生えた林はまさしく樹海と言った呼び名が相応しくも思える。だがそれも最初だけである。「へ?」と感じるだろうが、記事が進むにつれてどういうことか分かって頂けると思う。

 

九十九折れの連続帯!これぞ峠の真骨頂だ。というより、九十九折れ(ヘアピンカーブ)無くして峠は語れない。序盤から畳みかけるように九十九折れが連続するが、その勢いは終盤までほぼぶっ通しであり、僕みたいな峠大好き人間にはご馳走とも言える。やべえ、最初からこのテンションで終盤まで持つだろうか?

 

樹海ラインの9割方は道幅1~1.5車線の道路で、対面通行可能な片側1車線道路は1割以下である。だが走行してみた感じ、完全に離合不可なポイントというのは少なく、大体はお互いが端まで寄ればすれ違うことは出来るはずだ。腐っても国道ということか。

 

おや、視界が開けたぞ・・・?

 

 

うぉ!良い眺め!!

横着して一眼では無く、スマホで撮ってしまったので、画質と色味が最悪だが、何とも良い景色である。遠くに見える山は恐らく越後山脈の駒ヶ岳越後山脈とは新潟県、福島県、群馬県を主な要素とする山々の総称である。僕が先程「樹海は最初だけ」と書いたのは視界が開け、山々が見渡せる箇所が幾つもある為だ。

 

樹海ラインと言うよりは、枝折峠の名にちなみ「枝折スカイライン」という名称の方が相応しく思える。ここが酷道で無ければこの道路も通年賑わう観光道路になったことだろう。まあ秘境好きな僕としてはこれくらい静かな方が過ごしやすくて素敵に思えるのだが。

 

 

 

区間②へ続く・・・

 

 

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